連絡線ファンタジー号

普段は遊覧船として活躍しているファンタジー号が到着し、一番に乗り込む。すぐに2階にのぼって、置いてあった帽子をかぶって船長気分で舵を取る2人。

きれいなHAT神戸をあとにして、出航。神戸は本当にきれいな街だなぁと思う。まぁ震災で一度つぶれて、整備されたからというのもあるのだろうけど。
持参したお弁当をデッキで食べる。船が揺れるたびに子供たちは大喜び。

そうこうしているうちに、海上に作品群が見えてきた。海にダイブするようなすべり台とか、微妙な角度で設置された石とか。アートやら意味やらはよく分からないけど、子供たちもなんとなく楽しそうに見ていた。

遠目にメリケンパーク会場が見え始めた頃、突然音楽が鳴り、普通にお客さんだと思っていた人が怪しい動きで踊り出した。ダンスパフォーマンスだ。気がつくともう1人増えており、お客さんがすわっているベンチの横に座ったり、隣に並んで立ってみたり、客いじりをしながら踊る。シャイな日本人はみんな薄笑いを浮かべてちょっと離れていたが・・・(コザルも)。ちなみにテツは固。タケは逃(1階まで逃げて行った)。1人の男性にがっつり絡んで、ポーズまで動かしはじめたので「えらいいじられてんなー」と思っていたら、なんとその人もパフォーマーの方であった。最後は3人でポーズ。なかなか楽しめた。

到着直前に「うんちでそう」とテツがトイレにこもったりしてバタバタしたものの、下船後もハイテンションで上機嫌な子供たちだった。降りたところが震災広場で、阪神大震災で壊れた道や街灯がそのまま残されているのも衝撃的だったようで、タケは「僕は震災を許さない」と眉間に皺をよせて静かに怒っていた。