ネネ帰宅

海辺のブランコ

今日はネネが東京に帰る日。昨日「明日帰るよ」という話は軽くしていたのだけど、朝からタケの様子があからさまにおかしい。ネネの布団にもぐりこんで一緒に横になっていたり、抱っこ抱っこと迫ったり、ボーっとしてご飯が進まなかったり。いよいよ家を出ようかという時には「ネネ東京に帰らないでよ。タケのお家に一緒にいてよ。帰っちゃだめだよ。」と何度も引きとめ、ネネの鼻を赤くさせる。家を出るまで、「こっちにきて一緒に線路しようよー」とか、行こうと言っても「今線路組み立ててるから、これが終わってからね」などと言ってなかなか家を出ようとしないのだった。
そしていざ家を出ても、
この状態で出たはずが
なぜかこうなるのだった
抱っこ抱っこ星人タケ。ネネは重かったでしょう。なんとかコンビニで荷物を出すと、今度はテツがコンビニでお菓子を握って離さず、取り上げて店を出ると反って大泣きしたりして苦戦。グダグダだ。なんとか駅まで到着。さてここからいかに泣かせないで離すか。ネネが去って行くのではなく、こちらが「じゃあ遊びにいってくるね、バイバイ」という感じで分かれよう、という話は前日からしていたのだが、案の定「タケもネネと一緒に(電車に乗って)乗り換えするよ」と言い出したタケ。すかさず「じゃあ、ネネは電車に乗って東京に帰るけど、タケはドーナツ買って海で食べようか!」と言うと、目の前にあったミスドの誘惑に負けて「ああ、そうかそうか、そうしようか。」と跳ねながらミスドへ向かい、ネネがバイバイすると「バイバーイ!じゃあタケはドーナツ買って海で食べるからねー。また今度一緒に乗り換えしようねー」と驚くほどあっさりと笑顔でバイバイできたのだった。ふー。ネネには最後までお世話になりっぱなしで、本当にありがとう。