逆転

治ったらさっそく電車

よく寝たタケ、朝食後には熱も36度台まで下がり、すっかり元気。一方食欲だけはまったく衰えないものの、ゼーゼーとものすごく息苦しそうなテツ。でもタケのようにぐったり横になることはなく、歩き回ったり、タケとハスキーな声で笑ったり、椅子やテーブルによじのぼったり・・・頼むから休んでてくれ。昨日しきっぱなしだった布団を干すべく、二人は寝室で「おかあさんとあそぼっ」を見せるが、テツはすぐ母さんについてきてしまう。その荒い息遣いでついてこられると非常に罪悪感が・・・。そのうち眠くてぐずりだしたので、ベッドで横になって寝かせようとするが、痰が絡んで眠りにくい上に、タケがのぞきこんだり話しかけたり音の出るおもちゃで遊んだりして起こしてしまったり、寝ても眠りが浅く「おかあさんとあそぼっ」内の好きなコーナーの音でむくりと起き上がってテレビに見入ったり。お陰で母さんの家事もちっともはかどらず、イライラ。早く家事を片付けて病院に連れて行ってやりたいのに〜。
一度寝てスッキリしてからも、テツが遊ぼうとするとタケがおもちゃを「だめっ!」と取り上げたり、押して倒して泣かせたりするのでイライラ。「どうして取り上げるの?」と聞いても答えないのでたまっていたイライラもありつい腹が立ち、「質問に答えられないなら、お家でお留守番だよ!」と言うと大泣き。その後、何度も聞くが質問の意味が分からないのか?理由がないのか?答えず、「じゃあ、もういい!」と玄関から部屋に戻ると、何を思ったのか、「タケも一緒に連れて行ってよー!」とドアを開けて外に出て行き、階段でマンションの1階まで降りて、マンションエントランスのドアの前で「あけてー!タケも一緒に行くー!お母さんとてっちゃんだけ行かないー!」と、泣いていた。相当パニックになっていたのかな?私もそこまで怒ることではなかったのに、かわいそうなことをした。
気を取り直してみんなで耳鼻科へ。痰を吸ったり吸入したりしてくれないかな、と思ったがしてくれなかった。タケはテツがいろいろと診察されるのをわきの椅子に座ってじっと見ており、「てっちゃん、怖いの?大丈夫、痛くないよ、だーいーじょーうぶ」などと言っていた。診察を終えると、いれかわりに診察室に入って行ったのはなんとタケの愛しのみさきちゃん!その後薬局でも会えて、タケは「一緒に下りる」ととても嬉しそうだった。まっすぐ帰りたかったのに、買い物に行くみさきちゃんと一緒にいくときかず、スーパーまで一緒に行った。帰宅したらクタクタ。
その後も何度も同じこと聞いたり同じことで怒らせたり、テツのおむつを替えている最中とか手が離せない状況でいつも「トイレ!」などと言い出したりと、タケとはタイミングが合わずなかなか優しくしてやれず。昼寝後しばらくして、夕飯作りを諦めて(結局ご飯はあったので、父さんにおかずを買ってきてもらって野菜たっぷり味噌汁だけ作った。)、一緒に絵本やテレビ見たりしてようやくタケを甘えさせてやることができた。タケもやみあがりでしんどいのに、無理させて申し訳ない。でも母さんも体が本調子じゃないししんどいんだよ・・・。で、もっと本調子でない、というか痰がからみまくってずっとしんどそうなのがテツ。食欲はあるし、起きている時は元気に遊びまわっているのだが、眠れないのがつらいね。何度もおきては泣く。そして、そういう時水分をとってほしいのに、お茶を飲むのを頑なに拒否。スポイトで、無理矢理口に突っ込んで、ようやく5ccとか飲ませられるくらい。飲んだ後はちょっとだけましになったような感じはするんだけどな。うーむ、いい方法はないものか。


夜は父さんに頼んで早く帰ってきてもらい、助かった。精神的にかなり母さんもタケもふつふつしていたので、父さんが帰宅してみんなで一緒にテレビなんか見て、ずいぶんとホッとして気が抜けた。ありがとう。