古宇利島

すっかりホテルがお気に入りのタケは、「さぁ、ホテルに戻ろうか」「ホテルでプールに入ろうか」とホテルに戻る気まんまん。皆もホテルに戻るムードだったのを、「せ、せめてドライブがてら古宇利島だけは〜」と母さんがだだをこね、コンビニでお昼を買って車内で食べつつ向かう。コンビニでは目当てのポークたまごおにぎりが売り切れだったので、塩&味噌のおにぎりを買う。レジへ持っていくと「お弁当とおにぎりはあたためますか?」キター!沖縄ではおにぎりを必ず「あたためますか?」と聞くんだそうな。もちろんあたためてもらった。家で作ったばかりのおにぎりみたいで、ホクホクでおいしかった。・・・まぁ、半分以上テツに食べられたのだけど。
その後、今帰仁城や嵐山のパイン畑など、行きたかったけど行けなかったスポットを横目で確認しつつドライブ。ホント、2泊3日なんかこの本部半島だけであっという間につぶれてしまうくらい見所があるんだよなぁ。次回はマハイナに泊まっていろいろ回るっていうのもいいかも。・・・と母さんが一人妄想をめぐらせているうちに、古宇利大橋が見えてきた。橋の両側に広がる海、青っ!ホテルのビーチも、水族館のエメラルドビーチも青かったけど、さらに色が深く、そして透明。本当に、日本じゃないみたい。橋を渡った休憩所に車を停め、熟睡中のタケテツをおばあちゃんに見ていてもらって砂浜へ。声の出ないほどの美しさ。うわぁー・・・。白い砂にはたくさんの珊瑚のかけらに混じって、やどかりなどもいた。子供たちにも見せてあげたかったな。次回も、ぜひ来よう。今回、出不精の父さんが重たい腰を上げてくれて、最初で最後の沖縄かと思ったけれど、絶対、絶対絶対また来よう。みんながリピーターになって、移住する人までいるというのが本当によく分かる気がする。

帰りには休憩がてら御菓子御殿にも寄る。テツはもちろん試食にはまり、タケは工場でお菓子が作られている様子を見るのがすっかり気に入って何度も見ていた。でも、気持ちはもうホテル。