タイムズ・メリケン2006

授乳やトイレなどもすませ、いざイベント会場へ。ステージの上には市長とともにたくさんのキャラクターたちが立っていた。多分皆職員やバイトなのだろう、ボーっと突っ立っている中、一人(一羽?)だけ女の子らしくやや内股になって腰を振っている落ち着きのない鳥・・・父さんの入っているはずのピーポちゃんだ!タケの手を振らせてみたらなんとステージ上から手を振り返してきた。余裕やん。ステージから下りてきたところを狙って会いに行ったら、タケは「こわい」と必死で母さんの足にしがみついてくる。ピーポちゃんが変な動きで近づいてくると「いや、いやん」と座り込み、「いやーーー」と逃げていった。当たり前だけど最後まで父さんだとは気付かず。あれは父さんだと何度も言ったけれど聞く耳持たずだった。テツはベビーカーですやすやと眠っていた。

ピーポちゃんとは触れ合えずだったけれど、イベントはパトカーや白バイ、消防の高所作業車などに乗ったり、もらった風船を持ったまま鳩を追い掛け回したり、人形劇を見たりして満喫。風船から手を離して飛ばしてしまい、泣きそうになったのでもう一度もらいに行く。飛んでいったのがよほどショックだったとみえて、新しくもらったものは必ずおじいちゃんおばあちゃんや母さんに一緒に持っておくよう必死に気を配っていた。テツは寝たり起きたりを繰り返し、まったくぐずることなし。あまりにいい子にしているのでおじいちゃんおばあちゃんも驚いていた。タケが眠気の限界を迎えていたのでテツをスリングで抱っこし、タケをバギーで寝かせて帰宅。おじいちゃんおばあちゃんにはすっかりお世話になってしまった。母さんでも疲れたんだからおじいちゃんおばあちゃんは相当疲れたことだろう。でも一緒に来てもらえて本当にありがたかった。
   
タケは帰ってからも風船に夢中。何度も天井まで飛ばしては母さんに取らせて楽しむ。そしてピーポちゃんをあれだけ怖がっていたくせに、帰って動画で見せると、音楽に合わせて踊っている姿がすっかり気に入って「ピーポちゃん踊ってる見る」と騒ぎたて、20回くらい再生させられた。そして自分も一緒に踊っていた。父さんよかったね。テツも風船や動画を一緒に見て手足をバタバタして喜んでいた。よく眠れたからか非常に上機嫌で一人で寝たり起きたりを繰り返し、母さんやタケを見てニコニコよく笑っていた。

ベビーカーの中で寝ただけなので相当眠かったらしく、夜は夕飯も2口くらいしか食べず普段嫌がるお風呂に自分から入ると言って、出るとすぐに「お布団」と要求。その割にはしゃべっていてすぐには寝付かなかったけれど、それでもいつもより早く寝た。お疲れさま。