先が思いやられる

いやんいやん

今日は父さん母さんの大学時代の友人の結婚式。家族みんなで、と招待してくれて何も考えず喜び勇んで参加の返事をしたけれど、身内でもないのに子連れで妊婦の出席ってどうなの?しかも新郎側だし、と気付いたのは既に前日(常識のないコザル)・・・とにかく行くしかない!天気はあいにくの雨で、ホテルロビーからチャペルの待合室へ向かう通路にも雨が吹き込む。タケはこの雨にすっかり気をとられて「おみず!」と興奮し、待合室に入るのを「いやーー」と拒否(今日の写真)。さらに雨で濡れたスロープで母さんは思いっきりすべって転び、お腹をかばって頭を強打&ひじから出血・・・ホテルの人は慌てて飛んできてくれるし、タケを抱いた父さんは「何しとんねんお前!」とつい叫んでしまうほど。タケはチャペルに入ってもやっぱり「いやーー」と泣いて暴れるので、挙式は父さんに任せて母さんとタケはチャペルの外で待機することにした。なかなか止まらない血が服につかないよう注意を払いつつ、「いやいや、父さん、父さんよーー」と泣いて暴れるタケを抱っこ。ところがこの傷が意外と役に立ち、タケを下ろしても「母さんイタイイタイなの」とこの傷を見せるとタケが痛そうな顔をして覗き込み、泣くのを忘れるのだ。いやー、ケガの功名とはこのこと!?(絶対違う)たまに思い出して「父さんは?」と言うので「父さんトイレだよ」と言って乗り切る。そのうちホテルの人にうながされ、さりげなくチャペルの中を通って花道に加わり、フラワーシャワーを投げる。タケは、父さんにしがみついてずっと指を吸っていた。
挙式が終わり、ホテルにバスで移動になると、「バスだー」とすっかりご機嫌になり、まわりのきれいなお姉さんたちに愛想をふりまく。・・・が、集合写真を撮るために写真室に入ろうとするとまた「いやいやーー」と床に寝転がって拒否。写真室の人がアンパンマンのぬいぐるみを使ってあやしてくれて泣き止んだものの、床からは起き上がれず、父さん集合写真に加われず。どうなることかと思ったが、受付をする父さんとともに披露宴会場の前までくるとすっかり機嫌も直り、ソファに座ってジュースを飲んだり(タケが「あかいの」と指差したのをファンタグレープか何かと思って飲ませようとしたら、飲む直前で「それは赤ワインでは・・・」と親族の方に教えていただき大汗)、歩き回っていろんな人に愛想をふりまいたりして笑顔がたえず、みんなに「かわいい」とちやほやしてもらっていた。