おさんぽ

「おさんぽ」とねだるタケの気分転換も兼ねて車で電気屋&スーパーが入っているビルへお出かけ。電気屋ではマッサージチェアに座る母さんの真似をして「すわる」とマッサージチェアにどっぷり座り込むタケ(今日の写真)。近くのモスで朝ごはんにするが、タケは今日もほとんど食べず、でもまぁ機嫌よく遊ぶ。スーパーで買い物をしようとするとバギーから脱走してしまうので、父さんに見ていてもらって買い物。近所のスーパーにはないようなものもたくさんあってついつい楽しくなり、ルンルン気分で買い物の母さん。タケは何度も入り口の扉を出たり入ったり、子供用カートを入れたり出したりを繰り返してりすのようにちょこちょこと動き回っていたようだ。30分ちょっとの買い物の間に父さんはぐったりしていた。すまぬ。
帰りの車の中で寝てしまったタケ、靴を脱がせようとすると起きて大泣き。そしてまたイヤンイヤン突入。なんとか家に着いても靴を脱がせると「くっくー!」と転がってこの世の終わりのように泣き喚くので靴を履かせると、バギーに乗ってコウサカたちを要求してその後母さんの手を引っ張って「おさんぽ」と言いやがった。今行ってきたばかりじゃん!「行かないよ」と説明するも動かないタケ。もーーーうどないせーっちゅーねーーん!母さんが爆発しそうになっていると、「まともに相手すんな!ほっとけ!」と父さん。もう何やねん、何で突然こんなイヤイヤ幼児になってん、と母さんがリビングで途方に暮れていると父さんが来て、いろいろ話をしてくれた。「タケは自分でも何がイヤなのか分かってへんねんから、あれこれ横から構ったら逆効果やねん。タケの立場にしてみたら、『赤ちゃんが母乳飲んでくれない』と悩んでイライラしてるお母さんに対して周りで『ああしたらええんちゃう、こうしたらええんちゃう』ってごちゃごちゃ言うてるのと同じようなもんや」という話と、「子供は親という芯にロープつけてその中で自由に動き回ってるようなもんやねん。今は特に自分がどこまで行けるかというのを思いっきり動いて試しているところ。親がしっかりしていたら、子供もだんだん分かってくるけど、子供が動くのに合わせて親が振り回されてふらふらしてたら子供も芯をなくして倒れてしまう。芯がしっかりしてるから自由に動きまわれるんやろ。やれるところはやったらいいし、やれないところは泣こうがわめこうが仕方がない。親が理由があって仕方なく怒ったり放っておいたりしてるのか、感情だけでしてるのかは子供はちゃんと感じ取る。」という話(父さんはもっと上手にイメージしやすいように話してくれたんだけど、母さんがうまく文章にできずもどかしいわ…)が特に印象に残って、あぁそうだなと心から納得できた。このところの父さんはすごいなぁ。親としてものすごく成長している気がする。
タケは頑として靴も脱がずバギーからも降りず、バギーに入ったままお昼寝。2,3度途中で起きてはまた眠り、3時間も寝た。もちろん飲まず食わずで朝からおむつも替えず。ゆっくりできて正直助かった。ようやく起きると「おさんぽ」と言い、靴を脱がせるとまたイヤンイヤンでお茶も飲まないので、お寺の公園へボール遊びをしに行くことにする。隣のお兄ちゃんと遊ぼうとしたり、マンションのドアで遊ぼうとしたり、お寺のお手水をひしゃくですくったりしてずーーっと遊んだりとなかなか親の思惑通りには行かず、結局公園へ行くのも断念して親はぐったりして帰宅。