自分でやりたい

最近、服にこだわりが出てきたのか、着せても気に入らないと「いやん、いやん」と言って服を脱がせろと主張してくるようになった。「いいじゃない、カッコいいよ」と放っておくと「いや、いや、いやなのー!」と泣いて暴れ出すので、仕方なく着替え。たんすに連れて行って「じゃあどれがいいの?」と選ばせても自分で出したりはしないんだけど、「これ?」「いや」「これ?」「いや」と繰り返しているうちにふと「じゃあこのくまさんの服?(昨日着てた服)」と愛称をつけると自分でたんすにやってきて「くまさん」と引っ張り出していた。「くまさんのふく」はすっかりお気に入りになり、洗濯して干す時にも「あ、くまさんだー」と言って引っ張るように。他の服にもいい愛称考えなくちゃ。母さんの服にまで口を出してくることもあり、突然服を引っ張りながら「いやん」と言ってくる。どうやらピンクや白など淡い色合いのものは気に入らないらしく、グレーとかダークなものばかり着せられる。自分のものにしろ母さんのものにしろ、まだ上着(の一番上に着ているもの)以外はどうでもいいらしいのが救いだな。今度タケの服買う時には車や飛行機のついているものなど気に入りそうなのを考えて買わなきゃな。
お皿を運ぶのもそうだけれど、いろいろやりたがることも増えて、掃除機はいつもかけたがるし、バギーは自分で押したがるし、玄関に荷物があると自分で運びたがる。洗濯物を干しているとやってきて一緒にパンパン叩いて干そうと必死で背伸びしているし、お風呂のスイッチはタケの担当。母さんのルームシューズが脱いであると「はく、はくの」と言って自分で履いてはぺたぺた歩いている。最近はお風呂に入る時に靴下、ズボン、おむつは自分で脱ぎ、風呂上りにはタオルで自分の頭や体を拭こうとしはじめた。いいことなので少しずつ教えたりサポートしたりしつついろんなことをやらせてみている。レゴなども母さんが一人で片付けてしまうことが多かったのだけど、おかたづけの歌を歌いながら片付けているのを見せると、「ないないよー」とタケもやってきて一緒にお片づけ(積んであるレゴはひとつひとつバラしてから片付けている。母さんはそんなことしないのに)。手を洗うのも抱っこして洗ってあげていたのを、洗濯カゴを逆さにして踏み台にして立たせ、洗い方を教えてあげたら、時には自分で洗濯カゴをひっくり返してよじのぼり、手を洗うようになった(せっけんなどは自分で出せないのでまだ一人ではできないけど)。すごいなあ。せっかく芽生えてきた意欲を、きちんと伸ばしてあげたい。…ということで、父さん、タケ用の(母さん兼用の)踏み台が欲しいなあ。