こんぴらさん

お腹を満たした後は金比羅山へ。機嫌よく♪こ〜んぴ〜らふ〜ねふ〜ね お〜いてにほ〜かけて しゅらしゅしゅしゅ♪と金比羅ふねふねを歌ったら父さんに「何その変な歌?」と言われた。くそう。タケはバギーに乗せて背負うか、または抱っこ紐で抱っこか、と思っていたらどちらも嫌がり、かといって自分で歩かせるとみんなのペースを遅らせてしまうので、結局父さんやナナハンの皆と手をつないで半ばぶら下がりつつ石段を登る。妊婦の母さんは自分がのぼるのに精一杯でタケを持ち上げる余裕はなし。みんなありがとう。途中平坦なところではワンちゃんのリードを一緒に持たせてもらってゲラゲラ笑いながら嬉しそうに歩いたり走ったり。すっかりワンちゃんのリードを持つのが気に入ってしまって、途中の広場でも握って離さず「わんわん、わんわん」と笑顔で追い掛け回す。ごめんよ、カリンちゃん、モモちゃん…。タケのあまりの喜びように犬を飼ってあげたくなるほどだったが、ごめんね母さん犬アレルギーなのよ。バギーにも抱っこ紐にもおさまらず、好き勝手なところにいく上にリードを持ちたがるタケを連れてこれ以上のぼるのは無理と判断、広場でみんなと別れて先に車に戻ることに。ワンワンを抱いたF夫妻も先に下りて行った。広場にいた馬を見たり、鳩を「ぽっぽいたー!」と追い掛け回した後、下りはタケをバギーに入れてバギーごと父さんが抱えて下りた。背中に負われるのは嫌だけど、前に抱えるのなら景色が見えていいらしい。土産物屋の招き猫をいちいち目ざとく見つけては「にゃんにゃん!にゃんにゃんよー」と騒いでいた。本当に動物好きなのねー。風邪が治ったら動物園でも行こうか。