胃痛・その後

朝はいつも作っているミックスジュースだけ飲む。固形物でなければ快適。念のため薬をもらっておく、というもっともな理由と、タケをプレイルームで遊ばせてもらおう、という邪な理由で産院へ行く。バギーで外に出ると寒くてもお出かけ気分でルンルン、産院が近づくと「ついたよー、ついたよー」と連呼してプレイルームへの階段をのぼったタケだったが、母さんが去ろうとすると初めて号泣。「ママー、ママー」なんて言って手を伸ばして必死だ。ちょっぴり嬉しくもあり、申し訳ない気分でもあり、後ろ髪ひかれる思いだったけれど、いつも温厚な保育士さんのがしっとタケを羽交い絞めにする腕と「行ってください!」といわんばかりの視線の強さに「じゃあ、行ってくるから待っててね!」と飛び出すようにプレイルームを後にする。
念のためということで内診もエコーもしたけれど異常なし。胃腸風邪か胃炎だろうという感じ。タケのことが気にかかったけれど、鎮痛剤・吐き気止めの入った点滴を打って行くよう言われ、点滴のスピードを速めにはしてもらったもののかなり時間がかかってしまった。でも点滴後は胃が大分楽になっていて、助かった。おそるおそるプレイルームの扉を開けると、タケが入り口のゲートにつかまって張り付いていて(でも泣いてはいずご機嫌)、母さんの顔を見ると嬉しそうに「おかえり!かーわぁ、おかえり!」と迎えてくれた。温厚な保育士さんはあいにく他の子のオムツ替え中で、対応してくれたのはとても無愛想な保育士さん。笑顔もなく、タケの様子なども全然教えてくれなかったけれど、タケの様子からすると機嫌よく遊んでいたのだろう。タケは自分で靴のマジックテープをはがして履こうとしたりと意欲的で、靴を履くとゲートのところでしきりに中に向かって「バイバイ!あーがとぅ!どーもねー!バイバーイ!」とお辞儀したり手を振ったりしていた。
外に出ると、いつものタケ。やっぱり寂しかったのかバギーに乗るのを嫌がり、抱っこをせがむので抱っこしつつバギーを押して歩く。雪が舞っていて寒かった。帰りには本屋さんのにゃんにゃんにも会って、いつも通り別れをとても惜しみつつ帰宅。甘えん坊モードは続いていて、ご飯も食べさせてもらいたがる。