カレー好き

帰りが遅くなったので夕飯はカレー。思わずタケに「今日はカレーにしようか」と言うと台所まで飛んできて「カレー、カレー、カレー」とうるさい。カレー好きめ。辛口のルーしか買い置きがなかったので、タケ用ルーの買い物ついでに父さんを駅まで迎えに行く。駅の改札前を行ったりきたりし、ロッカーを開け閉めして遊んでいたタケだったが、父さんを見つけて「あ!てぃーたー、おかぃり」と駆け寄っていた。父さん父さん、鼻の下のびてまっせ。バギーに乗るのを嫌がってしばらく歩いていたけれど、父さん母さんの手にぶら下がってくるのでその隙にバギーに入れると反って怒りまくり、ちょっと無視してみたりしてすねる。…が、「はい、デ・ポン」というとちゃんと「デ・ポン」をやって笑顔に。単純なところも親そっくりでスバラシイわ。
夕飯のカレーが冷めるまで父さんが食べさせていたら、冷めた後も自分でスプーンを持って食べるのを嫌がって涙を流して泣く。譲歩してスプーンに入れるまでは父さんがやってあげて、完食。ごちそうさま。…なのに、母さんが台所へ行っているすきにこっそり母さんの辛口カレーを一人でスプーンですくって「おいしい」とほっぺを叩きながら食べていた…。