初・二語文

帰宅すると、3時間近い昼寝からおきてからグズグズで泣いているタケがいた。父さんもぐったりしていた。母さんに抱きついてきて一瞬泣き止んだように思ったけれど、リビングに入ってドアを閉めると途端に大号泣。父さんも一緒にいろいろ遊んでみたり、好物のゼリーを食べさせようとしたりしてみたが全てそっぽを向かれたらしい。うーむ、どうしたものか…。ドアを閉めて泣いたということは、外に行きたいのかも?「お外に行きたい人?」と聞いてみると、号泣をピタリと止めて、涙声で「はーい」と手を挙げる。あ、やっぱり。親子3人で最寄のコンビニまで散歩に出かける。タケはバギーに乗って、結局一度も下りようとしなかったけれど、いつもの喫茶店を見つけて一生懸命入るとアピールしたり、肉まんをがつがつと食べたりして元気。帰宅後は、別人のようにご機嫌になって一人遊びを始め、父さん母さんを驚かせる。ええええー、こんなに違うの?…そんなに、お外に行きたかったんだねぇ。まるで母さんのような奴だ。
母さんが自由時間の御礼に買ってきた餃子を父さんの横でがっついてはお茶を飲んで「おいしい」とほっぺを叩き、「ちゃっちゃ飲む?ちゃっちゃ飲むよー」と初の二語文を連発し、夕飯のカレーも食べ、組み立て式フラフープで一人遊ぶ。父さんが先にお風呂に入ってしばらくすると、「てぃーた(父さん)?てぃーたー、あふろー(おふろ)」と行って自らお風呂に行き、今度はあがるのを嫌がる。すっかり元気だねぇ〜。自分で「ねーんねー こおーりーよー(ねんねん ころりよ)」と子守唄を歌ってみたりもし、ベッドにも進んで行き、何度も「かぁわぁー」「てぃーたー」と父さん母さんを呼んで、父さんになでられつつ、隣の母さんの目やおでこの周りをなでながら安心しきった顔で寝入る。明日は元気で少しはお外行こうね。父さんは今日一日本当によくがんばってくれた。ありがとう。父さんの成長(変貌?)ぶりには驚かされてばかり。