寒くても外遊び

すきよ♪

最近、武優の朝はゆっくり。今日も9時過ぎ。保育園の園庭解放に行こうと思っていたのだけれど、朝食や家事など終えるともう11時近くなので、方向転換してやすらぎ公園へ。気温は低かったが風もほとんどなく日が照っていたので、何人か子供を遊ばせにきていた。タケはもうすっかり上手にすべれるようになったすべり台を、何度もすべる。座ってから降りる前に、「3,2,1、わー!」とカウントダウンするのも楽しそうだ。お友達のたけおくんと二人で乗用遊具に乗って揺れる。二人とも大きくなったねー。しばらくすると自転車のところに自分で戻って行ったので、今度はお寺の横の公園へ移動。途中、本屋に寄ったらレジそばに置いてあるゆらゆら揺れる招き猫がすっかり気に入ったらしく、何度も「あれー?」と言いながら見て、最後には母さんに抱っこさせて上からも覗き込む。

お寺の公園には、タケより1歳か2歳上のお兄ちゃんおねえちゃんがたくさん来ていた。この年代の子供達&ママの間ではすっかりコミュニティーができあがっているらしく、ぞくぞくと集まってくるママや子供達皆が顔見知りらしく挨拶して話しに入ってしまうので非常にやりづらい。5人に1人くらいこちらにも「こんにちは」くらい声をかけてくれる人がいるが。ママ達はおしゃべりに夢中で、子供同士がお砂場道具の取り合いで泣いたりしていても誰もちらりとも見ない。タケがすべり台をすべった時に、すぐ下に置いてあった誰かのお砂場セット用袋を、母さんが「どうぞ」と砂場で遊ぶ子供達のそばにそっと置くと、それを見ていたタケがとてててと走って行ってその袋を拾い上げ、子供達のうちの1人にむかって「どうぞ」と言って渡そうとしたが、まったく無視される。最後には手に押し付けていたけれど、やっぱり目も合わせようとしない。もちろんママ達も気付いていない。母さんはなんとなく釈然としない思い。タケにはこういう時、自分のでなくても「ありがとう」と笑顔で受け取れる子になってほしいなぁ…と心から思う。タケと二人でブランコ、すべり台、防火水槽についている伝声管もどきを堪能してからお寺の境内へ移動。
タケは本当にお寺が好きなようで、急な坂道を一人でぐんぐんのぼり、ろうそく台を見つめ、線香の煙を頭につけ、階段を上って賽銭箱の前へ。お堂の中が気になるのか段差に必死にのぼってはのぞきこんで、たまにお経を真似してよんでみたり、手を合わせてお辞儀したり、なぜか拍手したり。今日もあちこち歩き回り、雪もちらついてきたのに、いつも行かないエリアまで足を延ばす。すると以前はなかった5匹のサルの像があったりしてびっくり。「みざる」「いわざる」「きかざる」「見てござる」「おこらざる」の5匹のサルは、頭をなでるとセンサーで動く仕組みになっていて、タケも「いい子」となでて回る。抱っこしないと頭に手が届かないのが難点だが。戦争で亡くなった方の慰霊碑などもできており、なぜかその前には頭をなでると曲が流れるクマがいた。タケはんーまっとキス(今日の写真)。結局お寺を一番堪能して帰宅。