保育園満喫

みんなでなーいない

土日は朝起きると屋根の上にうっすらと雪が積もっていたのだけれど、今日はなし(瀬戸内は本当に雪が少ない!)。そういえば土曜日の朝、起きてきたタケを抱っこして窓から雪を見せてやろうと「ほら、屋根真っ白だね〜」と言うと「あーーーっ!」と笑顔で指差したので、嬉しくなって「ね、雪だよ、真っ白だね」と話しかけると、タケの次の言葉は…「ぶっぶー」…雪ちゃうんかい…。今日は天気予報では寒い一日のようだけど、日が差してると随分とましに思える。タケも外に出たそうなので、思い切って保育園の園庭解放に出かける。
行くと、タケと同じくらいの園児たちはもうお部屋に引き上げた後だった。先生が、「寒いしよかったらお部屋で遊びませんか?」と言って下さったので、タケと同じ学年の子のお部屋で一緒に遊ばせてもらう。タケが水洟を出していたのでちょっと気にしたけれど、入ってみるとみんなもっとすごい洟を垂らしていたので一安心?みんなはブロックで遊んでいたのだけれど、タケはブロックよりもかかっているおかあさんと一緒の音楽が気になるようで、奥のラジカセのところに行って一人で踊っていた。その様子を見て先生が「やっぱりお兄ちゃんね〜、しっかりしてるわぁ」と感心していた。そうか、学年の中ではタケは随分お兄ちゃんの部類なんだものね。子供たちは見慣れない闖入者に興味津々で、穴が開くほど見つめられたかと思うと、しんちゃんというタケとよく似ていると先生の間で評判の男の子がブロックを渡しにきてくれたのをきっかけに、母さんの周りはたちまちブロックを差し出す園児でいっぱいになる。「ありがとう」と受け取っては適当に組み合わせてまた誰かにあげたりと遊んでいると、そのうちタケもやってきた。タケにもブロックを差し出すしんちゃん。タケは何度もブロックとしんちゃんを交互に見ていたけれど、「んっ」と言って受け取る。「ありがとう」を教えるけれど、なかなか言わないわね。小さくおじぎはしたけれど。タケも数人からのブロック攻撃にあって戸惑っていたが、たくさんもらったり、渡そうとしてみたり、みんなで一緒に箱の中にお片づけしたりと楽しんでいた(今日の写真)。もちろん途中で何度も一人で興味のあるところへ行ったりもしていたけれど、それは他の子も一緒。他の子がおまるに座っているのを興味深げに見て自分も座ろうとしたり(使用済みだったため止められていたが)、食事の時間になって少しずつ椅子に座り始めると当然のように椅子に向かっていって座っていた。いやいや、君の椅子もご飯もないのよ。かわいそうだけど。食事が始まる前に、部屋を出ることにする。お友達にも、先生にも、ちゃんとバイバイと言いながら手を振っていた。なんだ、ちゃんと集団生活できそうじゃん。あんまり心配することもないかなぁ。

まだ少し時間があったので再び園庭へ。園庭開放仲間のたいちくんが来ていたが、タケは一人で鉄棒にぶら下がって逆上がりを要求したり、家の遊具で遊んだり、ジャングルジムの中を歩き回ったり、物置に行ってコンビカーを出せとせがんで遊んだり。たいちくんがコンビカーに乗りたがったので、たいちくんが乗っていた三輪車と取り替えてもらうと、タケは三輪車の方が気に入ったみたいで「ぶーん、ぶーん」と言いながら押して走ってよく遊ぶ。初めはうまくつかまるところが見つからず上るのに難儀していたすべり台も、一度「ここにつかまるといいよ」と教えてやると、次からは当たり前のようにそこを使って一人で上手に上るように。以前は何度も同じところでつまづいて悩んでいたのに、成長したんだなあ。