紅葉見物

僕ものぼれたぜ

父さんが1泊2日で会社の旅行へ出かけた。母さんが風邪さえひいていなければ、タケと二人でプチ旅行したり、宮島に先回りして鹿と溶けこんで父さんの度肝を抜いたりと楽しい計画が立てられたのに、全然治る気配を見せないこの咳風邪が恨めしい。
今日は運動塾に行こうと思ったが、行きがけにタケがなぜかカード図鑑を熱心に見始めて全然動かなくなり、時間に間に合わなさそうだったので予定を変更し、離宮公園へ。ちょうど紅葉が見ごろ(終わりかけ?)でキレイだったけれど、タケはベンチに座って眺めてみたり、母さんに抱っこされて触ったりしてみたもののあまり興味がない様子。それよりも池で母さんが見つけて服につけてやったオナモミの実が気になるようで、笑いながら何度も自分でくっつけたりはずしたりしてみていた。離宮公園は結構アップダウンが激しいので、タケをバギーに入れたままだと上り坂が息切れしそうな位しんどい。今日はなるべくタケには自分で歩いてもらったのだけど、結構急な坂もがんばって歩いていて感心。せっかく上った坂を、また下っていったりするのがたまにきずだけれど。
 
温室の上にある喫茶店でお昼を食べ、すぐ横の児童遊園で遊ぶ。キャーキャー笑いながらブランコに乗ったり、小学生の元気なお兄ちゃんの真似をしたがって輪投げを触りに行ったり、ジャングルジム?に上ってジャンプさせろとせがんだり(今日の写真)。近くの仮設休憩所のようなところに炭火が焚かれていて、タケは興味津々でその周りをぐるぐる。そして火に向かって手を合わせてお辞儀をし、煙を頭につけるしぐさをしている。お寺と間違ってないか?ところで煙が目に入って痛いんですけど〜。タケも同じように思ったらしく、初めは近くで見ていたけれど、そのうち近くには寄らず遠巻きに見つめるようになった。帰り道に、もう一つの児童遊園がある。ここはすごく急でよく滑るすべり台があって、半分くらいからタケと一緒にすべったけれど、一生懸命ブレーキをかけないと本当に大人でも怖い。手すりを持ってブレーキをかけようとしたら摩擦で手から血がにじむくらい。でもタケは大喜び。さっき児童遊園で遊んだ小学生のお兄ちゃんもやってきて、彼は一番上からリュージュのように寝そべった姿勢ですべってくる。真ん中の段差で宙に浮いてるよ!コワ〜。でも小学生にはこのスリルと興奮がたまらないのだそうで、実際たくさんの小学生が続々と歓声をあげながらすごい勢いですべっていた。タケもそれを見てキャッキャと笑って喜んでいる。3回くらい真ん中からすべったけど、母さんには十分すぎるスリルと興奮だった。ふー。タケもそのうち一人で一番上からすごい勢いですべってくるようになるのだろう。