元町散策

今日は午前中から電車に乗って小児科へ行き、三種混合追加を受ける。タケはもう「注射」というのが分かるようになっていて、腕をまくって注射が迫ってくる時から泣きそうで、針が刺さると涙を流す。でも、終わった途端に「ぶーぶー」と横に置いてあった車のおもちゃに手を伸ばしてケロリと遊び出し、病院を後にする頃にはごほうびにもらったラムネを食べて何度もおいしいポーズですっかりご機嫌。君は本当に何でも楽しめる子だねぇ。
せっかく交通費使って街まで出て、このまま帰るのもシャクなので、病院から５分ほどの相楽園という庭園へ。家の近所の離宮公園と同じ年間パスポートで入れるので一度は行ってみたいと思っていたのだ。タケはわざわざ砂利の道を選んでじゃりじゃり音をさせながら楽しそうに歩き、旧小寺家厩舎という古い建物の前にくると突然真剣な面持ちで立ち止まり、コウサカを抱えたまま深々とお辞儀をする。それも３度くらい。屋根に十字架のようなものがついているから？（十字架を見せたことも教えたこともないけど）それとも、何か見えたのかな？（ひいいいいい）日本庭園では、紅葉の赤と松の緑がどちらも鮮やかでキレイ。タケも池の鯉を見つめたり（今日の写真）、道を後ろ向きに歩いたり（後ろは池よ！）、石の階段を一人で一生懸命上り下りしたり、葉っぱを触ったり、どんぐりを拾ったり、赤ちゃんに挨拶したりと満喫。ランチを食べに街の方へ戻る途中で寝てしまう。

ちょうど昼休みの時間なので、職場が近い父さんを呼び出して一緒にランチ。タケもちょうど料理が運ばれてくると目を覚まし、サラダのクルトンや玉ねぎからデザートのケーキ＆オレンジジュースまで堪能。途中、隣の席の若い女の子たちを見ては両手で顔を隠して恥ずかしがったりしていた。最近、女の人と目が合うとこうやって両手で顔を隠して恥ずかしがる。なぜか女の人限定。
ランチ後は父さんと別れ、大丸へ行ってプレイコーナーに放牧。トーマスの汽車が置いてあるエリアに夢中で、ずっと遊んでいた。トンネルなどをくぐらせるのが好きみたい。やはり男の子は列車が好きらしく、何人も集まってきて遊ぶ。一度タケ以外誰もいなくなり、独占状態になった後４，５歳の女の子が「いれて」とやってきたら、タケは嬉しそうに自分の持っていた列車を女の子のところまで歩いていって差し出し、女の子が「ありがとう」と受け取ると拍手をして、次々と列車を渡していた。自分の一台だけちゃんとキープして遊ぶ。紳士だね。１時間も遊び、そろそろ帰ろうと半分外に出てきたタケをバギーに入れようとすると反り返って大泣き。バギーから上体を大きくはみだしたまま反るタケを急いでおもちゃコーナーの車・列車売り場に運んで気を引き、横にあったカタログを渡すとまんまと手に取ったので、その隙に退散。カタログで気がまぎれてくれるなんてかわいいやつめ。助かった。