久々水族館

わぁっと声をあげるように

父さんは朝ほんとに早くからマラソンに出かけて行った。昨日も飲み会で帰り遅かったのに、よくやるなぁ。せっかくなので完走目指してがんばってほしいもの。母さんは、タケと二人で8時半までゆっくり寝ます…。目を覚ましたら、目の前にタケの笑顔があった。かーわいーい。なんてかわいいんだろうね、なんて幸せなんだろうね。メロメロの親バカ母、コザル。タケはコザルの目が開く瞬間を、今か今かと待っていたよう。起き上がって手を広げると、立ち上がってよちよちと歩いてきて抱きついた。
おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートを見ながら朝食。今日もコザルは喉がものすごく痛かったけど、せっかくのいい天気&休日にタケを外に連れていかないのも申し訳なくて、自転車で近場の水族館へ。タケはちゃんと覚えていて、自転車から下ろすと入り口むかって一目散。大水槽の部屋に入るやいなや、「うわぁ〜」と感嘆の声をあげる。…が、あまり魚は見ず、かわりに高い天井やライトを見上げてご機嫌。タケの行くがままにまかせて後をついていくと、どんどん高いところ高いところへと進み、屋外の展望所に到着。魚などがいるわけでもなく、海岸や水族館などが見えるだけなので、そんなに人は多くない。タケは嬉しそうに柵を触りながら歩き回り、自ら「よーい、ドン!」と言っては走り回っていた。おべんとう広場で落ち葉を拾ってひらひらしたりした後、イルカライブへ(今日の写真)。音楽に合わせて手拍子したり、イルカのジャンプに拍手を送ったり、「おぉっ」「わあっ」と歓声をあげたり、リングを投げる人をお姉さんが選びに来るところでは他の子供たちの真似をして「ハーイ」と元気よく手を挙げたり、イルカの真似をしてくるくる回ってみたり、ペンギンにバイバイと手を振ってみたり、タケも随分楽しめるようになっていて、なんとか最後まで席付近から脱走せずに過ごせた。イルカライブ後はアマゾン館にちょっとだけ入るも、水槽よりエレベーターに興味津々。少ししか見ずに、また屋外をお散歩。そのうち周りがみんなランチタイムになってしまい、タケが他の人のフライドポテトやおにぎりを何度も狙いに行きそうになったので、今日は退散。今度はお弁当持ってこようね。帰り道、何度も自転車をこぐ母さんの腕を引き寄せて頬を寄せてくる。愛いやつ。