タケのいない午後

午後からは、タケを父さんに託して、母さんは友達と芝居を見に行った。「夕飯も食べてきていい」との許可も事前にもらっていたので(もちろん父さんとタケの夕飯も用意していった)、大好きな劇団の芝居を見て、笑って、泣いて、甘味処でお茶をして、ぶらぶらといろんなお店を見て、スープのお店でディナー、もちろんデザート付き!久々の友達とのおしゃべりもはずんで、楽しい時間はあっという間に過ぎた。父さんありがとう♪でもこうしてゆっくりしていても、何かにつけてタケのことを考えている。子供服やおもちゃのお店を見れば「タケが好きそうだなぁ」「クリスマスプレゼントにいいかも」など思うし、お店に入れば子供用メニューをチェックしてしまうし、「これならタケも食べられるな」とか考えてしまうし、ハンズを見ていればビーズクッションコーナーで「これは布が薄くなって壊れかけのコウサカ(大)の代わりによさそうだ」と片っ端から触ってチェックしてしまうし。
タケと父さんは、母さんが出かけた直後から2時間半ほど昼寝をし、起きてからやすらぎ公園にも遊びに行って、途中電車もたくさん見て、夕飯ももりもり食べて、喜んでお風呂にも入って、20時には寝かしつけ完了と超優良な生活を送ったらしい。一度もぐずらず、終始ご機嫌だったとか。スバラシイ!たまに「かぁわ〜」と呼んだけれど、父さんが「母さんは遊びに行ってるよ」と言うと、眉間に皺をたくさん寄せて納得?していたとか。今日は一日父さんほんとにありがとう!この一週間飲み会で午前様など帰宅が遅い日が続いてイライラしたりもしたけれど、それを帳消しにするようなステキな父さんだった。相変わらず、上手いのぅ…。


タケは3時頃一度眠りが浅くなったのか目を覚まし、母さんの顔を見るやすごい笑顔で「キャハ!」と歓声をあげて飛び起き、母さんの鼻や目を指で触りまくったりする。眼球が繰りぬかれそうになり痛くて眠っていられなかったよ。でも、ちょっと母さんが恋しかったのかなと嬉しくもあり。ちょっとすりすりしてからコウサカJr.を与えたら、また眠りに落ちて行った。