滝の公園

よく上ったね〜

朝から家事に精を出すも、あと少しというところでタケが玄関で「くっくー、くっくー」と騒ぎ出し、とうとう玄関ドアをバンバン叩き出したので、とりあえず新聞を取りにいくことに。大はしゃぎで廊下を駆けていって、1階まで行って戻ってきてもなかなか家に入ろうとしない。ベッドでごろごろしていた父さんに「タケが帰ってこないよー」と言うと、「ほなちょっとだけ俺見とこか?」とすっと腰を上げた。おぉぉぉぉ!!こういう時にぱっと動いてもらえるのって本当にありがたい。家事の残りを気分よくルンルンで片付ける。タケは父さんに三輪車で廊下を走って遊んでもらったりしていた。
家事が終わったので、バトンタッチして母さんがタケを外に連れ出す。バギーで少し買い物に行って、そのまま離宮公園へ。ひたすら上り坂なので途中で気持ち悪くなったりしてちょっとくじけかけたけれど、なんとか到着。ちょうど離宮公園まで歩くウォーキングイベントをやっていたらしく、珍しく人が多かった。せっかく歩くならそれに参加しときゃよかったぜ、ちっ。タケはイベント参加者がもらえる記念品をもらおうとしてるし…コラコラ。噴水広場に出ると、ちょうどバラも盛りでとってもきれい!何度来ても心洗われる風景だなぁ〜。タケもさっそく走って行って噴水に見入り、バラの茂みの横をバックで歩いてみたり、母さんから笑いながら走って逃げたりと楽しそう。結構長い階段も、全部一人で手を使うことなく上りきり、夏にさんざん水遊びした滝にまっしぐら。夏に設置してあったウッドデッキはなくなって、かわりに水が流れ込む深い穴が開いているので、落ちないようにサポートしつつ見守る。タケは滝がすっかり気に入ってしまって、滝の前の幅50cmくらいの段にのぼり、平均台のようにとっとこ歩いて行こうとする。足を踏み外せば穴まっしぐらなので、手をつなごうとするも途中で振り払われ、必死で支える姿勢のままついていく。でも一度も体勢を崩すことなく歩ききって、Uターンまでしようとしていた。すごいな。階段の下りは手をつないで一緒に下りた。下りきったところで、ひとやすみ(今日の写真)。きれいな赤いバラの花にも触ってみた。すっかり階段と滝の魅力にとりつかれたタケは、いつまででも遊んでいそうな勢いだったけれど、時間が差し迫っていたので泣き喚くタケを無理矢理バギーに格納して、「ごめんね、また来よう」と呟きつつ退散。噴水広場を出たらすっと諦めてくれたみたい。
 
帰ったらすぐに昼ごはんを作るつもりだったけれど、えらく疲れていて休まないと動けず。ただの焼そばなんだけど。そしたら父さんが「焼そばくらいなら材料出してくれたら俺が作ろうか?」…天の声!!今日の父さんは神様のようだ。どうしたんだろう?座って休みつつタケと遊んでご飯ができるのを待ち、みんなでランチ。タケは熱いのにも構わず一本一本手づかみしながら、おいしいジェスチャーもしてよく食べた。人に作ってもらったご飯っておいしいなあ!