自転車15分の動物園

鼻水は出ているものの、日中は咳もせず(鼻水が喉につまっているらしく喉はゼーゼー言うが)元気一杯なので、自転車で東板橋公園へ。ここは昨日ネットで見つけた公園で、なんと無料のこども動物園が併設されているとのこと。ワクワク。タケが生まれる直前くらいまでは淡水魚水族館(こちらも無料)まであったらしい。公園に入るとすぐ、散歩中のポニーを発見。タケは「ワンワン!」・・・動物はなんでもワンワンらしい。柵の中に入ると、ヤギや羊が普通に歩いていた。タケは大喜びで駆け寄り、近くまで行って見つめる。触りはせず少し距離を置いて観察し、止まっているヤギを見つけてだんだん近づいて見つめ、少し興味のないふりなどした後、また近づいてそっといい子いい子して嬉しそう(今日の写真)。ヤギが水を飲むと、タケも横に行って同じように水を飲もうとする。それはやめてーーー!なんとかつついただけにとどまった。
モルモット&うさぎコーナーではたくさんのモルモットに興味津々。金網の隙間からそっと指を出したりする。かじられるよ。抱っこもできたけど、あまり興味がないらしく、母さんが抱っこしてもちょっとなでただけ。うさぎも、同じ1歳半の女の子と一緒に少し追いかけて見つめると満足してしまった。公園の遊具エリアでちょっと遊ぶ。すごくよくすべる急なすべり台を普通に座ってすべりおりてきて、そのまま飛び出しそうになるので必死で下で受け止める。今までは階段を上っている途中に落ちるのが怖くていつも階段の後ろに待機していたけれど、最近は前に飛び出してこける方が怖くて途中まで階段をのぼったのを見届けると、急いですべり台の前に受け止めるべく待機している。
えさやりの時間になったので再びヤギ&羊&ポニーコーナーへ。羊を走って追いかけ、逃げる羊。飼育係の人に「羊は臆病なので、追いかけないで下さい」と注意される。そしてその直後に開いていた羊の檻の中に入っていってしまい、つい写真を撮っていたら「檻の中には入らないで下さい」とまた注意される。冷や汗・・・。えさのにんじん&小松菜をもらうと、なぜか自分でにんじんをかじるタケ。いや、君のご飯じゃないから。普段はにんじん食べないくせにぃ。母さんが羊にあげて見せると、自分でもあげてみてすっかりはまり、自分のえさをすべてやってしまうと、えさを持っているほかのお母さんの近くに行ってもらっていた。おいおい。すっかりヤギにとりつかれたタケは、「じゃあ帰ろうか」と母さんが差し出した手に、迷うことなくガブリと噛み付いた。ヤギ化。

タケはどうやら世話を焼きたくなるタイプらしく、公園ではいろんな子が寄ってきては遊んでくれた。モルモット前のぬりえコーナーでは3歳の女の子がクレヨンや色鉛筆を貸してくれたし、遊具エリアでは小学生の男の子2人が「赤ちゃん、赤ちゃん」と言って頭をなでたり、すべり台を一緒にすべってくれたり、タケの後ろから追いかけて行って並んで肩を組もうとし、「この遊具は面白いぜ」などと誘ってくれたりした。フラミンゴ前では小学生の女の子が何度もタケのところにきては自分の持っているボールを差し出して「一緒にあそぼ」と誘い、タケがボールを地面に置いて「ぽーん」と言うと拍手もしてくれた。羊エリアでは3歳くらいの男の子がずっとタケの後ろをついて楽しそうに歩き、タケが手を差し出すと手をつないでくれた。・・・にもかかわらず、タケは超マイペースであれこれ構ってくれるみんなを置き去りにして自分の行きたい方へとことこ歩いて行ってしまい、なんだか申し訳ない気持ちになってしまう。まぁ逆の立場になることもあるけどね。

楽しい公園だったなあ!もっと早くに知ってれば、もっとたくさん通ったのにな。今度帰省した時も、また来よう。