乗り物好き好き

目覚めたタケは、しばらく布団に寝転んだまままどろんでいたけれど、ふすまの外にジジの足音をききつけると、「おかぃりー！」と襖をあけて飛び出していった。「おはよう」だよ、武優・・・。
今日はスーパーの裏の公園へ行ってみた。ベンチに新聞を読んでいる男の人などが何人かいて、タケはその人たちの目の前をわざわざ愛想をふりまきながら通っていった・・・オイオイ。誰も構ってくれなかったので、残念そうに金具つきの山をのぼりにいったけれど、気乗りしないのか３段くらいで下りてきた。ブランコがお気に入りで母さんと乗ったり、自分ひとりで乗ったり。でも、他の子がブランコに乗っていると気になるらしく、揺れているブランコの目の前にいきたがるので非常に危険だ。すべり台ではすわって滑ろうとして怖くて手が離せず、中途半端な姿勢で泣きそうになる。母さんが階段をのぼってサポートに行くまでずっとつかまったまま泣きそうになっていた。砂場は初めて自分からスコップですくってバケツに入れるしぐさをみせた（今日の写真）けど、すぐに飽きる。１時間ほど遊び、ベビー用品のリサイクルショップを覗いたら、タケは車のおもちゃで片っ端から遊びまくり、帰る時は反って大泣き。自転車に乗せて走り出すと大人しくなったけれど、一応気分を満たしてやろうと児童館に寄って、コンビカーやプラレールで遊ばせる。すっかりご機嫌で、車のおもちゃで遊ぶ時は「ぶーぶー」汽車で遊ぶ時は「ぽっぽー」とちゃんと言う言葉も使い分けている。ちゃんと違いが分かるんだね〜。乗り物が本当に好きで、飛行機やヘリコプターの音を聞くと、「あ！あ！」と言っていつも空を指差している。自転車に乗っている時でも、公園で遊んでいる時でも。