しつけの道は一日にしてならず
昼寝後は図書館＆同じ建物内の児童館（昨日とは違う）へ。ネネと一緒に図書館からの階段を「あーあー」と声の反響を楽しみながら下り、児童館前でお別れ。小学生があふれる中、ハイテンションでトンネル遊び。かまってほしそうにしているのだけど、誰もかまってくれない。一人男の子がかまいたそうに近づいてくれたのだけど、なぜかその子には興味を示さず。この児童館、幼児にはあまり構ってくれないんだよね。来るたびになんとなく気に入らない。廊下のすみの幼児コーナーでミニカーやプラレールを出して遊ぶ。どうやら小学生を預かったりしているようで、５時になると畳の部屋の電気をつけて小学生が何人か荷物を取りに行った。タケも興味をひかれたらしく入っていってしまう。女の子に「だめだめ、出て出て」と後ろからちょこちょこ押されながら（タケは遊んでもらっているつもりらしく）嬉しそうに入り口まで来て、女の子の最後の一押しで勢いあまって柱におでこをぶつける。痛そうだったけど「何するの？」とけげんな目で振り返っただけで、泣きもせず。女の子は「だいじょうぶー？」と言っただけで、すぐに荷物を持って出て行ってしまった。後から「ごめんなさいくらい言えるようになれよ」と思ったりもしたのだけど、その時は勝手に部屋に入ったタケも悪いのか？とか親切で部屋から出そうとしてくれたんだしねぇ、とか思ったりしていて何も言えず。
晩御飯、昨日あれだけがんばったのに、今日も野菜を食べない。ご飯に混ぜてみても、食べない。うお〜、今日も戦わなあかんのか〜、とげんなりしつつも気合を入れて凄む。初めはフン、という感じで口をつぐんでそっぽを向いていた武優、次は文句を言いながら怒り、そしてかわいい仕草をしてエヘッと笑ってごまかそうとし、それでもダメだと分かるとチェアベルトを抜け出して脱走を図る。それを押さえつけ、再びチェアベルトに格納すると、余程悔しかったのか、天を仰ぎつつ涙を流してうわ〜んと大泣き。泣いて開いた口にご飯をちょっと入れてみると、観念したのか泣き止んで食べ始めた。すねたように、どうにでもしてくれ、とでも言いたそうな投げやりな表情であらぬ方向を見て、手足をだらーんとしながら・・・。「やればできるじゃん！」と褒めまくり、何口か「おいしいね〜」と食べさせたら、次第に機嫌も直り、おしゃべりを始めた。野菜も全部食べたので、好きな鳥団子ももう少し追加してやると、満面の笑み。１歳児でも、いろんな方法を駆使して親の反応を見てるんだなぁ〜と妙に感心。それにしても、この親子のせめぎ合い、いつまで続くのか。
父さんに電話したら電話口で「おかぃり」とか「パパ」とか言ってた。嬉しかっただろうなあ。
