中学生日記!?

ばあー

久しぶりに保育園の園庭解放へ行く。保育園の子供たちは、来週の運動会に向けて練習の真っ最中。ちょうどタケより1学年上のクラスが、数人で布を持ってボールを乗せて動かしたりしていて、よかったら一緒にと言われて参加しようとしたら、なぜかタケ近寄るのを怖がって泣く。あれれ〜?少しすると練習が終わった子たちが砂場に遊びに行ったので、「一緒に遊ぼう」と参加させるも、はじめはやっぱり腰が引け気味で母さんに抱っこを求めてきた。タケが好きそうな、積み重ねられるカップをいくつか渡してやったら、ようやく母さんから離れて遊び始めた。夢中になってカップをどんどん積み重ねては、1つ1つばらばらにして、また1つ1つ積んで行く。赤い帽子の一学年上の子供たちは、しゃもじをつかって器に砂を入れては上手にならして平らにしたり、お砂のプリンを作ったりと遊び方も高度。…と思っていたら、そこにピンクの帽子のタケと同じ学年の男の子がてくてく歩いてやってきて、スコップで上手に器に砂を入れてならしてた!同じ学年だから、一番大きい子でもタケと2週間しかかわらないんだよなー。その子もこちらをじっと見てくるので、よく見ると…あ!もしかして、以前保育士さんたちがタケとよく似てる子がいると言っていた子かも。なんとなく輪郭やパーツが似てる…。思わず一緒に写真をパチリ。

砂場のあとはラジカセの近くまで行って踊ってみたり、水道を触ってみたりしながら探検しまくっていた武優だったけれど、大きい子供たちがかけっこの練習をするので隅の方にいてくださいと言われてしまい、砂場近くのプラスチックのお家へ。同じく園庭解放で来て砂場で遊んでいた、たいちくん(2歳2ヶ月)も、タケが遊んでいるのを見て興味を持ったらしく、タケの隣に来る。二人で奪いあうように窓を開け閉めしていたけれど、タケが開いた窓がたいちくんの顔に当たってしまい、「タケ、お友達のお顔に当たったでしょ。よく見て。ごめんなさいは?」と真剣な顔で言うと、たちまち顔がくしゃくしゃになり、うわーん!と大声で泣き出す。あ、怒られたって分かったんだ、と母さんの方が軽く驚き。泣きながら抱っこをせがんでくるので、「こやつ、上手いな」と思いつつも、抱っこしながらちゃんと目を見て「タケも窓開け閉めしたかったんだよね、でもお友達の顔に当たったら痛いでしょ、だから気をつけなきゃいけないし、当たったらちゃんとごめんなさいしないと」と言い聞かせるけれど、うわーんうわーん泣いて聞いちゃいない。よしよし、と抱っこして落ち着かせていると、たいちくんがきて「泣いてるねー?泣いてるねー?」と頭をなでてくれた。でもこの1件ですっかりたいちくんのことが嫌いになったらしい武優は、一緒にお家に入っても、少し足が滑っただけでまた泣いたり。たいちくんは砂場で遊び始め、母さんはたいちくんママと少しおしゃべり。タケはまた窓を開け閉めしていたけれど、そこにたいちくんが戻ってきて、また一緒に開け閉めを始めた。顔に当たらないか見ると、今度は上手く遊んでいるようだったので、たいちくんママの方に目線を戻し、少し話してから振り返って…目を疑った。なんとタケがたいちくんの両肩をつかんで壁にドン!と押さえつけていた。しかもあごを上げてものすごい目でにらんでいる。とっさに「え!そんなことできるの?すごい!成長してる!面白い!」…と思ってしまったコザルはバカ母かも。「こらこら、何してるの。お友達痛いでしょう!」と慌ててタケを引き離し、たいちくんに「ごめんね、大丈夫?」と言うと、タケまたまた大声でうわーん!と泣き出す。タケなりに理由があってやったのに、怒られて悔しかったのか?まぁ、窓の取り合いをして年上の子を壁に押し付ける気の強さがあれば大丈夫でしょ。タケが大きくなったら母さん学校に何度も謝りに行かなきゃいけなくなるかもな…。幸い、たいちくんはちっとも気にしておらず、また「泣いてるねー?」と近寄ってきたり、何か言いながら母さんの頬を触ったりしてくれた。ああー!あの衝撃的なシーン、写真に撮っておきたかった!!…でもそんなことしてたらたいちくんママに殴られてたかも…。あまりにショッキングな出来事で、母さんの脳裏にはしっかり焼きついてしまったよ。泣き止んだタケは、頬に涙の筋を残したまま、「いないいない、ばあー」と言いながら窓を開け閉めしはじめた(今日の写真)。懲りずにまた遊んでね、たいちくん。いろんな経験ができて、いいなぁ〜保育園。