父さん遊んで

夜はなかなか寝なかった。遊んで遊んで遊びまくりたいという感じ。はじめは父さんと二人で寝かしつけようとしたけれど、全然寝ないので母さんは諦めて本を読む。父さんは本当によくつきあって相手をしていたけれど、とうとう23時近くなり堪忍袋の緒が切れる。無理矢理布団に寝かせると、大泣き。もう足元もへろへろになっているのに、倒れる瞬間まで遊ぶぜといわんばかり。結局泣いて、お茶を飲んで、泣いて、指を吸ってようやく寝に入った。武優も、明日からしばらく父さんと離れるというのをなんとなく感じていたりしたのだろうか。