水遊びデビュー

かぶと嫌〜!



朝、目覚めた武優は、父さん母さんが起きてこないのでしばらくウエウエと指を吸ってまどろんでいた。起きるまで待っていてくれてるんだね、ありがとう。父さんが起きて窓を開け、「気持ちいいなー」と武優に声をかけると、「あいたー」。えっ、窓開いたの分かったの?と二人でビックリ。親バカ?でもこの後も、おかあさんといっしょを見ていてジャコビが出てきてアネムが「ジャコビの・・・」とセリフを言うと、武優が「ざっこびー」。えええ???少しずつ、真似とかできるようになってるのかもしれない。


父さんは朝寝を堪能しにベッドへ向かったので、武優と二人で三輪車で公園へ向かう。今日は子供の日だったので、近所でこどもの日企画で鎧兜をつけて写真を撮ったり、傘を入れるビニール袋でこいのぼりを作ったりするイベントをやっていた。せっかくなので嬉しがって即参加。武優には鎧兜は大きかったので、母さんが抱っこして、鎧の胴を前に置き、兜だけかぶって撮影。武優は「何かぶせるんじゃい!」としきりに嫌がって脱ごうとしていた・・・。こいのぼりは真鯉と緋鯉を作って三輪車の押し手にセロテープでくっつけた。三輪車もこどもの日バージョンだ!公園の帰りにも通ってみたらもうやっていなかったので時間限定だったみたい。ラッキーだったね。
公園では先に遊んでいた5歳くらいのおねえちゃんが気になって仕方ない様子。おねえちゃんの方も武優を気にしながらすべり台をすべったり、おやつを持ってきてわざわざ武優の前で食べたりしていた。遊具をそれなりに堪能した後、恒例の水道へ向かってハイハイ。蛇口を叩いたり回したりするが武優の力ではどうにも水が出せない。母さんがちょっと手助けしてやると、すごく不思議そうに何度もチャレンジしていた。飽きるとベンチへ向かってつかまり立ち。そして両手を眺めて・・・あっ、立ってる。お腹もつかず、両手を離したまま5秒くらい普通に立ってた。驚いているうちに、武優はハイハイで水遊び場に向かっていた。手だけでパシャパシャ水を叩き・・・入っていった。慌てて靴下と靴だけ脱がすが、ズボンはびしょびしょ。それでもしばらくはハイハイスタイルでがんばっていたけど、やっぱりしばらくすると座り込んでオムツまでびしょびしょ。武優は両手を広げて水をバシャバシャと叩いて喜んでいる。おねえちゃんがやってきて水を出してくれると、蛇口の下に立って出てくる水を不思議そうに触る。なかなか離れてくれなかったが、1時間ほど遊んで帰宅。すぐにシャワーを浴びて着替えさせ、とりあえずベッドに転がしたら、母さんが干してる布団を裏返す間にご飯も食べずに寝てしまった。まさしく限界、という感じでお腹を出して大の字で。