おじいちゃんおばあちゃんたちと一緒（10m17d）
今日は朝から長距離ドライブ。お寺に、武優が無事生まれた報告とお礼、そしてこれからの成長をご祈祷していただくために。片道２時間弱のドライブ、動きたい盛りの武優にはどうかな〜と思っていたが、少し遊ぶとぐずりもせずに眠ってしまった。そして到着まで眠り続ける。すごい！君は偉いねぇ。
山の中のお寺は空気もひんやり。木にはうっすらと雪が積もっていた。ちょっと武優に触らせてみると、ビックリした後、手足をバタバタさせて興奮していた。じいちゃんばあちゃんと合流し、お堂でお坊さんにお経をあげていただく。初めは不思議そうに周りを見回したり、警戒しながらも大人しくしていた武優だったが、大人でもビックリするほど大きな声でのご祈祷と激しく力強い木魚の音に、ついに我慢の限界に達して泣き出す。なんとか皆でなだめつつ少しもたせたが、あと数分というところでどうにもおさまらなくなりちょっと退室させていただいた。でも少し泣くと落ち着いたようで、その後はすぐ元気になって「ナンナンナンナンナン」と声を出したり、神様に斜めに体を倒してペコリと挨拶したり、離れる時にはバイバイと手を振ったり。いくつかお堂を回ったのに、そのつどちゃんとペコリ＆バイバイしていた。
その後、お部屋を借りて食事。武優も離乳食をパクパク食べるが、大人の食べているおにぎりが気になる様子で、ラップに巻いたままのおにぎりをつかんで口に運んでいた。ラップをはずしてみると、自分で一口かじって嬉しそうな顔をする。でもすぐ手がべとべとに・・・。次第に慣れてきたのか、上機嫌であちこち伝い歩きで歩き回ったり、ハイハイしたり。たくさん構ってくれる人がいるので楽しかったみたい。広い部屋でハイハイレースもさせてもらう。帰りには、元気にハーイをしたり、木々を見渡して不思議そうにしたり。（今日の写真）
帰りの車でも、乗って数分でちょっとぐずったので、むすんでひらいてを手遊びつきで歌ってあげたら、それに見とれて自分でもグーパーをしながら眠りに落ちた。家に着く直前まで寝続け、起きてもすこぶるご機嫌。帰って、おじいちゃんおばあちゃんに頂いたベビーダノンでおやつにする。大人のマンゴープリンからちょっとソースのついたいちごをあげたら、目を見開いて「うわっ、なにこれ、おいしーい！」という顔をする。そしてもっとと口を大きく開ける。
夕方、母さん方のおじいちゃん（ジジ）が到着。出張のついでに一泊で寄ってくれたのだ。武優に会いたいからに違いない、ウシシシ。会うたびにたくさん遊んでもらっている武優だけど、やはり１０月以来なので初めは警戒。だれ・・・？という顔をしてじっくり観察。そしてちょっとずつ、ちょっとずつ近づいていく武優。しばらくすると顔を見て笑うようになる。
大人の夕飯を食べに、近所の居酒屋へ。窓から外を眺めて車の流れを楽しそうに見つめ、パトカーに手を振ったりしていた。そして卓上の竹筒で遊んだり、母さんにつかまり立ちしてかじったり。そしてジジはいないいないばあをしてタケを楽しませてくれる。ばあ、と顔を見せる度に、ちゃんと違う表情をしている。そんな姿、武優が生まれるまではまったく見たことがなかったから、楽しそうに武優をあやすジジを見ているのはかなり面白かった。それだけかわいがってくれているんだなあ。そのうちくさいう○ちまでした武優（おむつ持ってきてないよー、スマン我慢してくれ）は、眠くなったようで、母さんの腕の中で指を吸いながらダウン。母さんはおいしいご飯をたらふく堪能しました。
帰宅すると、武優は着替えるため隣の部屋に行ったジジを追って（かおもちゃを見つけてか）和室へ。そのまましばらくジジと遊んでいたので、母さんは今朝おじいちゃんおばあちゃんから頂いた節句用の鎧（父さんが小さい頃使っていたもの）を出して飾ってみる。玄関しか飾るところがないので玄関の靴箱の上に飾ったのだが、とても立派なものだったので靴箱の上がいっぱいいっぱいに！すごい！小さな鯉のぼりもついていたので隣に飾る。圧倒されるくらい勇ましい玄関になった。鎧の説明書きには、「節句の他にも誕生日などに飾ってください」と書かれていたので、これ幸いと片付けるのが面倒な母さんはそのまま初誕生、節句までそのまま飾ることにする。
お風呂からあがった武優はすっかり元気。ジジともすっかり打ち解け、ジジが手を出すとお手をするようになっていた。そして「パッ、パッ」だけでなくいつのまにか舌を上あごにつけて音を鳴らす舌打ち（？）をマスターしている。いつの間にそんな音を出すようになったのか？と思ったら、ジジがあやすためにやっていたのを真似してすぐにできるようになってしまったとか。母さんもやってみたら、上手に真似をする。すごいなあ！父さんは舌打ちができないのでしきりに悔しがっていた。武優にできて父さんにできないことができてしまったねー（笑）。その後も舌打ちで音を鳴らすジジを見て大ウケしたり、ジジのところに行こうとしてまた母さんのところに戻ってきたり、久々に父さんにマッサージをしてもらう母さんにつかまり立ちして大喜びしたりとずっとハイテンションな武優。２２時半になってもいっこうに寝ないので、強制的にベッドに連行。なかなか寝なかったがなんとか寝かしつけ。
ジジは武優が起きている間、ずーーーーっと嬉しそうに武優と遊んだりあやし続けていた。すごい。その姿には、本当に武優のことが好きなんだなぁと驚くやら感心するやら。父さん母さんでもここまで集中して遊んであげることはほとんどないんじゃないかなあ。武優もやっぱり分かるのか、ジジには打ち解けが早い気がする。名前を呼ばれてハーイをして、大人が褒めて手を叩くと一緒にパチパチする芸まで会って数分で披露していた。ベッドに連行される時も、しきりにジジを見て名残惜しそう。武優が生まれて何が一番変わったって、このジジの変貌ぶりほど変わったものはないかも。長年連れ添ったうちの母ですらびっくりしているから面白い。初孫パワー恐るべし。
