泣きたい日もある（8m2d）
朝、武優がご機嫌で目覚めて、へへ〜と笑う。あぁかわいい。布団をめくると、スリーパーを着た武優の下に、なぜかはいているはずの武優のズボンが。いつの間に脱いだんだ！？自分で脱いだのか！？将来が恐ろしい。スリーパーの中の姿は結構まぬけだった・・・（今日の写真）。
着替えた後は父さんの仕事のお手伝い。ああ忙しい。・・・というわけではなく、お膝に乗せてもらって気になるパソコンをさわっているだけです。父さんもお仕事でなく、明日の二次会の進行表作り。1回目の離乳食は、いつものチェアのカバーが洗濯中のため、父さんが抱っこしてくれて、母さんが食べさせました。ツナとささみなんかパサパサして食べにくいはずなのに、なんだかいつもより大きい口でよく食べた。
武優のお食事が終わったら、近所の喫茶店へ出かけて大人の食事。喫茶店のモーニングなんて久しぶりだ。武優は、はじめはあたりを見回したり、雰囲気にひたったりしていたけれど、そのうち奇声を発し出し、近くの席の男の子（4歳くらい？）に「赤ちゃん、イェーイって言った！」と言われていた。
帰ってくると、昨日クリスマス会でもらったプレゼントの袋（金色）をクシャクシャにして遊んでいた。カメラを向けると、なんだか嬉しそう。昨日クリスマス会でやった、武優をおひざに乗せて歌にあわせてゆらしたり高い高いしたり、手を何回も叩いたりする遊びをしばらくする。くたくた。
午後からは、近所のおばあさんのお家へ。私もママ友に誘われて初めて行ったのだが、なんでも絵本が好きで、趣味で何冊も集めてらして、ボランティアでそれを毎月1回貸し出して下さり、お話し会もして下さっているとのこと。行ってみると、６畳２間のアパートの壁いっぱいに絵本が並んでいる。昔入り浸っていた幼稚園の図書室を思い出した。面白そうな本がたくさんあって、８冊も借りてしまう。しばらくすると、奥のこたつの部屋の電気が消え、ランプが灯され、お話し会がはじまった。グリム童話の「こびととくつや」そして「クリスマス・イブ」（外国の絵本）を読んでくださる。何せ赤ちゃんが多かったので、静かだったのははじめのほんの少しだけ。武優も途中で何か訴えて騒ぎ出し、こたつに入ってお話を聞いていた小学生３人には悪いことをしたなあ。
帰る途中で、武優すっかりねんね。でもベビーカーからおろしたら、やっぱりすぐ起きてしまう。
母さんがお好み海鮮せんべいでお茶を飲んでいると、武優もほしそうにやってきた。しきりに口をあけて訴えてくるので、あかちゃんせんべいのひじきと青のりのおせんべいをあげる。ちょっとあげたら満足するかと思ったら、次々に要求し、大きく口を開け、しまいには母さんの指に自分からかぶりつき、２枚ぺろっと食べてしまった。
夕方、父さんが明日の二次会の準備に出かけた後、武優寝ぐずりだす。なかなか寝なかったがなんとか寝かしつけ、母さんは夕飯と２回目の離乳食の支度。ところが３０分もたたず起きて大泣き。離乳食を慌てて用意してあげると、すごい勢いで食べた。せんべいを食べたからもうちょっとお腹はもつと思ったのにな。２日ほどうんちが出ていなかったのでみかんをあげる。１時間後、コロッとしたのがちゃんと出ていた。でかした。
離乳食後も機嫌がよかったのはつかの間で、母さんが台所に立つと泣く。それも泣き方が以前の比ではない。すごい訴え方だ。途方にくれておんぶして夕飯の支度。背中では楽しそうにジャンプしたり横に倒れて母さんの手元を見ようとする武優。重い。重すぎる。
最近、まわりに誰もいない時のぐずり方がひどい。以前はよく一人遊びをしてくれたのに、だんだん一人遊びをする時間が減って、側にいてやらないと大泣きすることが増えた。成長している証なのは分かっているけれど、しんどい。自分のやりたいことはもちろん、家事すらもままならず、お茶すら飲みたい時に飲めない毎日。少しでいいから誰にも邪魔されず好きなことを思い切りしてみたい。やれやれ。きっと子育てをする人は皆誰もが通っている道なのだけれど、そんなこんなでここのところちょっとイライラしている。
今日も父さんがパソコンいじりながらテレビを見て大笑いしていたり、二次会の準備に街に出たついでにユニクロやジムに寄っていたりするのが羨ましいやら悔しいやらで、帰宅した父さんについ八つ当たり。父さんも最近わたしがイライラしているのは気づいていたようで、来週の土曜は一日好きなことしていいよ、と言ってくれる。普段はどちらかというとマイペースな父さんだけど、本当にはちきれそうな時には必ずこうやって空気を抜かせてくれる。大感謝。つくづくありがたいなあ、と思う。
