帰宅後

子供たちに、散乱したおもちゃの片付けを命じ、母さんは横になる。・・・と、数分してタケが「おかあさん!テツが寝てる!」と呼びにきた。なんですと!?慌てて和室に行くと、さっきうんちをもらして変えた後パンツ姿になっていたテツが、おもちゃに囲まれて寝ていた・・・。

話しかけても叩いてもゆすってもくすぐっても何をしても、1時間起きず。1時間後、なんとか起き上がったテツ。すぐに風呂に入り、今日の参観のビデオなど見て目を覚ます。夕飯を食べ終えた後もしきりに「眠い」と言い、ポケモンを見終えると、ナルトを見ているタケを置いて「先に寝る〜」と布団に横になる。・・・が、やはり、寝ない・・・。後から来たタケの絵本も読み、タケは電気を消して3分で寝入ったのに、さらに30分以上たっても寝ないテツ。ごそごそするわ、何度言っても腹を足蹴にするわ、しょっしゅう目が開くわ・・・で、今日も母の限界。静かに布団を立ち、泣いて「1人で寝れない!」と怒るテツに、「でも目を閉じなかったのは哲士でしょう?一緒にいても寝ないのは同じだから、とにかく1人で横になって目を閉じなさい。1人で寝ないなら、もう明日からは初めから一緒に寝ないよ」と言い放ち、PCに向かう。寝ながら泣いて「1人で寝れないの!母さんと一緒に寝たいんだから」「1人だとおばけがきちゃうんだから。もう!」などと文句を言っていたテツだったが、ここは正念場、ひたすら母は沈黙。1時間弱後、静かになってしばらくたつので見に行くと、母さんの枕を足ではさみながら、ちゃんと1人で寝ていた。明日の朝は、1人でよくがんばって寝たねと、褒めてあげよう。
長い絵本も自分で読むようになったタケ