保育参観

年中になってはじめての保育参観。教室に入ると正面にタケ発見。こちらを意識して恥ずかしそうな表情をしながらも、嬉しそう。年少の時はほとんど参加できていなかった朝の挨拶やお歌にも、時々変な顔をしておどけたりしつつもきちんと参加して大きな声で歌ったり、踊ったりしていて成長を実感。
そして、順々に次の子の名前を呼びながらの出席確認。タケは隣の子に呼ばれて返事をすると、すぐに次の子の名前をはっきりと呼んでいた。さすが、お友達の名前を覚えるのは早い。それにしてもこの出席確認、面白いなー。
「今日は何日か、何曜日か分かる人ー?」という質問にも元気に手を挙げていた。

先生から七夕のお話があり、その後の制作のお話。のりを使う、と聞いたタケは周りの子と一緒に「え〜、のりきら〜い」と文句を言っていた・・・。
なぎさちゃんと顔を見合わせて照れあったり、手をつないだり、口にあぶくをたたえていろはちゃんに迫ったり・・・オイオイ
テツはままごとでよく遊んでくれていた
みのりちゃんが来るかなーと思っていたのだけど、同年代の子はみんな預けられてきていて、テツ申し訳ない・・・という感じ。さくっと預けた方がテツには楽しかっただろうなあ。でもテツのぐずりでまともに見られなかった去年の参観を思うと、本当に、テツもしっかりしてお兄ちゃんになってきたんだなあと嬉しかった。
うちわ製作
のりで星や織姫様、彦星様を好きなところに貼っていく。のり嫌い、と言っていた割にはかなり丁寧にのりをぬり、しっかりと貼っていたタケ。でも手につくのりが気になるのか、終わった後はのり敷き紙(のりが机にくっつかないようにするための広告のチラシ)で熱心に手を拭いていた。織姫様と彦星様をしっかり寄り添わせた、かわいいうちわが完成!親は子供に話しかけてはいけないことになっているのに、タケがめちゃめちゃ笑顔で話しかけてきたり感想を求めてきたりするので困ったわ。
しかし制作で精力を注ぎ込みすぎ力尽きる
他の子がせっせと片付けをする中、片付けもせずにぬけがらになっているタケ。数分後、タケから話しかけてきた時に「みんな片付けして月刊絵本読んでるけどええの?」と聞いたらようやく状況に気付いたようで慌ててスモックを脱ぎに行った。(テツもなぜかついていって窓際にボーっと立っていた)
そしてナチュラルに絵本を一緒に読んでいる
そして、その後はお弁当タイム!せっせと用意して、なぜかせっせと歯ブラシから何から出してきて積み上げて得意げ。そしてなぜか積み上げ合戦がはじまっていた。余計なことをするものだからコップを落とし、手を消毒しにきた先生に「たけちゃんなんでもぐってるの?」と怒られていたよ。
弁当は好評
みんながお弁当を食べている途中にお母さんたちが帰る、と園児たちは朝聞かされていたらしく、泣き出す子もちらほら。タケは笑顔で「お母さん、僕がお弁当食べてる途中で帰ってね」などと言っていたのだが、いざ帰る段になると、席から立ち上がり「帰らないで」と追いかけてくる。何度説得しても、教室から出てきてしまう。
タケの仕事である日付書きをしている隙に、帰ろうとしたがべそをかきつつ追いかけてきてしまう
いつもなら突き放して帰っていたところなのだが、昨日聴いたばかりの子育て講演の「自分の気持ちを受け止めて欲しいだけ」というのが頭に浮かび、「じゃあ、いくつ抱っこしたらお部屋に戻れる?」と聞くと、「うーん・・・100」多いな、と思ったけど、タケが100数えるまで抱っこしたら、ちゃんと、自分から「じゃあね」と手を振って戻って行った。ちゃんと、自分で決めて、自分で気持ちの折り合いをつけられたんだね、偉いなあ。
先生も待っていて、抱きしめてくれた。
お弁当くらいから「僕のお弁当は?お腹すいた」と言っていたテツ、帰りの自転車で力尽きて沈没。
ぐっすり