子育て講演

なんとかテツに薬局を出てもらい、そのまま再び幼稚園へ。保護者向けフォーラムで、神戸大学発達科学部の先生による子育て講演があったため。子供を預かってもらう部屋にいくと、動物園並みの大号泣。知っている顔もちらほら。そして人数の多さにびっくり!今日の講演タイトルは「子供の心をのぞいてみよう」・・・やっぱりみんな、子供のことには一番関心があるんだなあ。
話もすごく上手な先生で、自分の子供のビデオなどもおりまぜつつ、面白がったり大笑いしたり反省したりホッとしたりしてる間にあっという間に終了。希望者のみ個別に質疑応答だったのだが、人数が多すぎて座談会形式になるほど。子供を預けている人は引き取ってきてからの参加だったので、一度テツのところへ。教室に入ってびっくり、ボーっとテレビをみるともくんの横で、テツが寄り添うようにして、一心不乱にともくんの頭をなでまわしている。思わずともママと大爆笑。
感触を楽しんでいたのかなあ・・・。
ホールに戻って座談会の間、テツ&ともくん&ひかるくんの3歳児3人組(皆同じ産院で生まれて、生まれ月も一緒)は後ろのマットでそれはそれは楽しそうに遊んでいた。ひかるくんとは今まで一緒に遊んだこともなかったのに、マットの間に落ちたテツが「たすけてー。たすけてって、言ってるんだよー」なんていいながら上のひかるくんに手を伸ばして助けを求めていたり(遭難ごっこ?)、みんなでこんがらがって「僕たちからまってるー」と喜んだり、見ているだけで微笑ましかった。ちょうど講演の中で、「子供が、親の知らないところでがんばっている時、親は子供をすごくかわいいと思う」というような話があり、ああ本当だなあと実感。一歩離れて子供を見ると、愛おしさもひとしおだなあと思ったのだった。テツは楽しそうに遊びつつも、たまに「鼻水がでたー。ふいてください」と言いに来て、拭いてやると嬉しそうに「僕、あほー?」と笑顔で聞いてきたりと、笑わせてくれるのだった。
本当に楽しく、優しい気持ちになれた講演だった。たまに聞きたいなあ。子供がどれだけグズグズ言うときも、子供の言いたいのは「僕の気持ちを受け止めて」ということだけであること、などは普段忘れがちだったなあと反省。そして「Nobody is Perfect」というカナダの教科書の言葉や、普段ステキで堂々としてて何の迷いもなさそうなママでも、やっぱりみんな不安と未熟さを感じて抱えているんだなあ、ということにかなり励まされた。
・・・で、午前保育だったので(ここまでで午前ですよ!濃い午前中だ〜)、そのまますぐにお迎え。テツは「はやくお兄ちゃんをむかえに行かなきゃ!」と張り切って部屋を出たものの、「やっぱりともくんと一緒に行きたいから」と戻って、ともくんと手をつないでお迎えへ。
タケは折り紙を手に楽しそう
先生に小鳥の作り方を教えてもらって、何羽も同じ小鳥を折ってもらっていた。今日は6月生まれのお誕生会で、タケもそれはそれは嬉しそうにお友達の誕生日をお祝いしたそうな。先生いわく、タケはクラスのほとんどの子の誕生月を覚えているようで、お友達との会話の中で「りっくんの誕生日は3月だもんね、また3月になったらお祝いしようね」などと言っていたらしい。