午後は図書館

行きに30分ほど公園に寄って遊ぶ。先に遊んでいたタケと同じ年頃の子が、タケが遊んでいる横で「そんなん俺のぼれるし。こんな高いところからジャンプもできるし」と気になる様子でつっかかってくる。タケも「えー、じゃあやってみせてよ」などと言ったり、やりとりしているうちに2人は仲良くすべり台に行き、すべり台の途中からふちにぶらさがって飛び降りるわざなどを見せてもらっていた。怖がりのタケも真似して、ふちにまたがってすべることを覚えた。なんだかんだで、子供っていうのはこうして仲良くなっていくんだねえ。母はにこにこ見守るのみ。テツはにこにこ追いかけかけるのみ。

図書館ではあれこれ絵本を選んできて読んでいる・・・うちは良かったが、そのうちタケとテツで絵本の取り合いになり、しょっちゅうケンカでうんざり。お互いそんなキツくあたらなくたってええやんか。ケンカ両成敗。2人の頭にげんこつ。
帰りにマックスバリュに寄る。先にタケとテツが駆け込んでいったら、「あっ、たけひろくんだー!」の声。ちゅうりっぷ組で一緒だったゆうちゃんとお姉ちゃん。「ねぇたけひろくんは何組だったー?(クラス替え・後述)」「ねぇたけひろくんは何か習い事してるのー?」「ねぇたけひろくん手つなごうー」と、押されまくりのタケ。「ええっ」と恥ずかしそうにしながらも、手をつないでいた。ママに怒られるまでずっとタケの周りできゃいきゃいきゃいきゃいとはしゃいでいた女の子2人。圧倒された・・・。母もタケも動けず。テツはやたら嬉しそうにそのへんを舞っていた。しかし離れた後も、「パンを作るところが見たいから!」とインストアベーカリーに張り付きのタケに、商品をすぐに触ってしまうテツ、母の心は休まらず、ただ安売りのコロッケを買いに寄っただけなのに、肝心のコロッケは売り切れ、母の心はすりきれ、時間だけくってしまったのだった。