歩く胃袋

東京でも歩く胃袋は健在。台所で誰かが何かをこっそり食べる気配がすると、すぐに気がついて台所に飛んでいくテツ。食卓でご飯を食べていても、台所でみかんを食べたりしているとじーっと視線を送っている。どこでものを食べていても、テツの視線を感じ、1秒後にはくれくれと言われるのだった…。特にいちごには目がなく、どんなに泣いていてもごまかせるが、逆に「もっと」「もっかい」と何度でも要求されるのだった。子供用にも皿を分けないと、1皿に盛ろうものならほとんどテツ1人で食べてしまう。しかも片手に1つキープしておいて次をねだる。そして片手が既にふさがっている時に皿に2個あったりすると、口に1つ入れた瞬間にもう次のに手を伸ばしている。そんな意地汚い子に育てた覚えはないんだがなあ。