ひよこのなかま

タケとテツでたこあげに挑戦

文庫の日。読み聞かせの最中、あやのちゃんと手をつないで前の方に行ったタケだったが、突然大声で泣き出す。どうしたのかと思ったら、どうやら隣のありさちゃんに叩かれて、”抗議の泣き”をしているらしく、「どうしたの」と聞く母さんに「この子が叩いた」と言っただけで、あとはありさちゃんをじっとにらみつけながらギェーっ!と泣いている。こうなると相手の子が謝ってくれるまで泣いて抗議しつづけるのだ。とにかくこのままでは読み聞かせの邪魔になるので、暴れて抵抗するタケをなんとか抱っこして部屋の外へ。テツももちろん慌ててついてきた。
とりあえず抱っこして状況を聞いてみると、タケは「何もしていないのに突然叩かれた」と思って泣いている様子。なので「じゃあありさちゃんに何で叩くの、って聞いてみた?やめて、って言った?もしかしたらタケの足が当たって痛かったとか、邪魔だったとか、何か理由があるのかもしれないよ。ちゃんと聞いてみようか」というとようやく泣き止み、読み聞かせが終わったところでありさちゃん&ママのところに行って聞いてみる。どうやら、ありさちゃんが絵本を読んでいた横にタケとあやのちゃんが割り込むように座りにきたので、絵本が押されて邪魔になったらしい。タケに説明して、タケもごめんなさいしようか、と言うと謝り、同時にありさちゃんもママに促されて謝ってくれたので、タケは「いいよ。でももう叩かないでね。叩かれたら俺嫌だからね」と言っていた。とりあえず納得できたみたいでよかったわ。でも、母さん的にはありさママがタケが泣いていても一度もタケに声をかけることもなく、そしてコザルが行った時にも状況説明や「叩いてごめんね」という言葉どころかこちらを見もせず、んん?という感じ。手が早い子というのはいるけどそこは子供だし仕方ないとしても、そこは親のフォローがいるんじゃないの〜!?と釈然とせず。そっちも悪いんだからおあいこでしょ、ってことか?それでも声くらいかけるよなあ・・・。と、もやもや。とりあえず自分が逆の立場になった時は気をつけようと思ったのでした(テツの時はなりそうな気がするし)。
とりあえずタケは、その後大好きなバムとケロの絵本を見つけて「俺これ読みたい!」とすっかり上機嫌になり、ずっと持ち歩いては広げて読んでいた。そしてその後はなぜかテツが「だっくん、だっくんよ〜」とべったりだったし、本の貸し出しカードを持って離さずまた大の字で泣いたりと、今度はテツの相手が大変なのだった。まあ帰りには2人とも機嫌が直ってよかった。