寝正月

テツが何度も夜中に起きたので、明け方ウトウト惰眠をむさぼり、8時ごろ起床。タケは5時頃目を覚まし、「誰か起きてるかなー」と台所などを見に行っていた。まだ起きてないよ。よっぽどワクワクしているんだね。起きてからも、おせちの支度をするのが待ちきれず、台所へやってきてはテツといっしょにハムやかまぼこなどをつまみ食い。パンまで食べていた。おせちはいるのか?
神様にご挨拶して、みんなでおせちを食べる。タケは珍しくきんとんをおいしいと言って食べ、そして後はいくらご飯やかまぼこなど食べていた。テツはきんとんと黒豆ラブで指差して交互に食べていた。それはそれは夢中。ある程度食べると二人とも歩き回って、おじいちゃんとおばあちゃんの間に行って食べさせてもらったりしてご機嫌さんだった。
おじいちゃんおばあちゃんと
お年玉もいただく。お金でもらうより、やはり品物でもらうのが嬉しいらしく、持参したサナおばさんからのお年玉(タケにはプラレールカレンダー、テツにはアンパンマンのTシャツ・ハンガー付き)に声をあげて大喜び。テツはなぜかTシャツでなくハンガーの方をもってバンザイして歩き回っていたが・・・。
食後はまったり。子供たちは積んである布団に興味津々で後ろに隠れたり、乗ろうとしたり。
タカおじさんに布団にのせてもらう
この時、突然タケが「かーびぃ、セックス」などと連続して口走り、場(おばあちゃん、タカおじさん、母さん、テツ)が固まった。「え?なんのこと?」と言ってみたり、「ソックス?」などと似た言葉で聞いてみたりしても「ちがうよー、かーびぃセックス!」などと繰り返すので冷や汗ものだった。そんな言葉を聞かせたことはないと思うのだけど・・・なんなんだ?


ちょっと遊ぶとテツは眠くなり、母さんの腹を確認しながら昼寝。浅い眠りを繰り返しながらずっと眠る。たまに起きて確認するので母さんは離れられず、一緒に横になったり、編み物したりしていた。タケは、片手で1本、片手で2本指を立てて「11」「12」などとできるようになった。おじいちゃん、おばあちゃんが11,12を教えるとすぐに15までできるようになり、「天才や!」と褒めてもらう。褒めてもらって嬉しくて母さんに見せに来るのだが、テツを寝かしつけていて、タケがドタドタ走ってくるたびにテツが起きて泣くので、母さんはつい怒鳴ってしまうのだった。すまんタケ。タケはマッサージチェアにすわったり、おじいちゃんや父さんやタカおじさんと一緒にこたつに入り、YouTubeでトーマスなど見せてもらっていた様子。タカおじさんの足の間におさまって、すっかり椅子のようにしてくつろいでいた。
午後、初詣に行こうかと言っていたけれど、テツがずっと母さんべったりで抱っこ抱っことぐずりがちなので熱を計ってみると、38度7分。道理でよく寝るし眠りも浅いわけだ。そのまま一日ごろごろして過ごす。でも38度あっても起きている時は元気にご機嫌で走り回るのだった。子供ってすごい。
父さんも一日テレビを見たり、昼寝したり、なんというか、食っちゃ寝、食っちゃ休み、正月らしい正月であった。