午後

昼ごはんは自分から「おうどん食べたい」と言い、おわん半分くらいを食べる。「しんどいから、ごちそうさま」と椅子を降りた後は、ずっと布団の上でうとうとと寝たり、起きたりを繰り返し、ぐったり。見ていてかわいそうになるほどしんどそうだった。でも、起きた時に水分をとったり、おやつにはりんごを食べ、さらに自分で「都電のもなかを食べる」と半分くらい食べたりと、食欲はでてきているのでちょっと安心。しかし目も充血してうるみ、いかにも病人の顔だ。

一方テツはとても機嫌がよかった。熱があるとはいえ食欲もまったく衰えることなく、タケの眠りを邪魔しにいくこともほとんどなく、母さんについてまわる。母さんが横にいさえすればいいようで、寝そべって本でも読んでいればニコニコしながらよじのぼったり、顔をのぞきこんだりした後、すやすやとねんね。夕飯も、昨日ほとんど手をつけなかった鮭のちゃんちゃん焼き&ニラレバを、そのまま雑炊にしてやったら完食。