鉄道模型フェスティバル

憧れの京急

朝からJRで大阪へ。阪急・阪神百貨店が共同開催している鉄道模型フェスティバルに、タケを連れて行ってやるため。まずは噂ではファミリー向けらしい阪神の方へ。土日は入場制限がかかるほどの混雑ぶりとあり、平日なのに(まぁ夏休みだけど)ものすごい人出。でも気後れするどころか目を輝かせて突っ込んでいくタケ、さっそくこの間サナおばさんにもらったばかりの京浜急行の模型を見つけ「あっ!京浜急行!!」と隣のテツを押しのけかぶりつき。お目当ての5インチ電車(この日は阪神電車)にも二人で乗り、タケは模型の運転も2つ体験した。運転するのにも長蛇の列で、タケが並べるか?と初めは不安だったけど、並んでいる間はずっと模型が走っているのを真横の特等席で見ていられるので、タケもまったくぐずったり脱走をはかったりすることなく並べた。まぁタケは運転はどうでもよさそうだったので、至近距離で模型を見るために並んだようなものだが。母さんに抱っこされたテツも、興奮しながら走っていく模型を指差してなにやらしゃべり、目で追っていた。グッズ売り場では使用済みつり革が1000円もしたよ!タケがちょっと欲しがってた。

お次は阪急へ。こちらは体験系もなさそうだし、まぁむこうにはない阪急電車を見つつ、あとはちょっと走ってるの見て終わりかな、くらいに思っていた・・・が!模型が走っているジオラマがとても精巧にできていて、タケも夢中になり、付き添いも見ていて面白かった。阪神ではプラレールのちょい大人版、くらいの印象しか受けなかったけれど、阪急では模型が走っているのを見ているだけでなんだか旅行しているような気分になれたりもして、ちょっといいじゃん鉄道模型、なんて思ってしまうくらい。まぁ値段がものすごいのでタケには手を出さないで頂きたい。タケは子鉄仲間と何やらおしゃべりしてみたり、抱き合ったり、初対面でもお互い感じるものがあるのかあちこちで友達を作りつつ真剣に見入っていた。この間乗ったN700系もあったね〜。

トイレと食事を理由になんとか一度退場し、1階上のレストランエリアに向かうがどこも行列。迷うだけ無駄そうだったので目に付いたところにさっと並ぶ。タケは好きなことに熱中できて満足していたのか、30分近くも大人しくバギーの中で「タケ、カレー食べたいんだ〜」などと言いながら待っていてビックリ。ご飯も一人で椅子に座って大人しく上手にぱくぱくと食べた。満足しているとこんなにいい子なのか!食後は窓から環状線などの電車が見え、ご機嫌。一方テツは、並んでいた最後の10分くらいはサンプルを指差しながら「食わせろ〜!」と叫んでいた。そりゃそうだよね・・・。タケとテツを連れて食事をしていると、デジャブ・・・なんか数日前に、同じシーンの後父さんに「子供二人連れてよう大阪まで行くなぁ、考えられへんわ、アホやろ」と呆れられる夢を見た覚えが・・・。
食後はタケの熱烈な希望で再入場。テツはバギーで即寝。一番大きな展示でずっと見入る、見入る、見入る。踏み切りや信号、転車台まであるのだからタケにはたまらない。でも、阪急は阪神に比べて大分すいていたし、レイアウト自体が大きいので比較的余裕がもって見られるので幼児連れにはずっとよかった。なんと、ご近所のみつきくん&ママにも会ってびっくり!タケとみつきくんは模型ごしに目を合わせて笑いあったり、交互に跳ねてみたりして楽しんでいた。しかし二人とも模型を見る目は真剣そのもの。あまりに夢中になりすぎて、一番奥の阪急電鉄100周年記念のエリアには行くことなく終わった。それにしても老若男女、本当にいろんな人が来ていた。杖をついたかなりのご高齢と見られる夫婦が笑いあいながら熱心に見ていたり、おばさんグループもいたり。鉄道模型って幅広いのね。
帰りはすぐ隣でやっていた「あまから手帖」のイベントでソフトクリームを食べたり、餃子を夕飯のおかずに買ったりして帰る。タケも満足したのか意外とすんなり帰ってくれた。帰りにそのまま新大阪に向かえば、幻のドクターイエローが見られたのだけど、すっかりくたびれてそんな余裕はなかった・・・。
帰り道のひまわりさんに、「ただいまー!」とご機嫌


夜は二人とも20時過ぎには寝付く。一日よく遊んだものね。