流血

家に帰るとさすがにジジと二人でぐったり。母さんが床に寝そべると、テツが馬乗りになってきた。タケが使った手鏡を、テツがほしがるのでそのまま渡し、タケと何か話していたら…ガツン!ものすごい痛みが口に。テツが手鏡で力一杯殴ってきたのだ。思わず放り投げそうになるのを押さえるため、「いったい!おっまえは、もうーーーーー!!!!」と大声で怒鳴ったら、テツが泣き出し、その泣き声と、口を押さえた母さんの手についた血を見て、タケまで大声で泣き出した。そしてタケの方がいつまでも泣いていた。手加減を知らない赤ちゃんに、硬いものを渡してはいけない。教訓。
暑さと疲れと痛みですっかり嫌になり、雑誌を読んで無理矢理没頭。子供たちはすぐについてきて、横で二人でままごとをして遊びだす。タケがなにやらしゃべりながら一生懸命作業していたが、のってやったりする余裕もなく。ネネが買い物から帰ってきておやつタイムとなり、ふと出ているおままごとを見ると、
いっちょまえに、お鍋が火にかかっている。おたままで。
開けてみてさらにびっくり!う、うまそうやないか〜
タケのごっこ遊びもだんだん進歩しているんだな、とちょっと嬉しくなって機嫌もやや復活。