念願

診察が終わったのは18時半。テツはもちろんお腹がすいて号泣。タケもさすがにお腹がすいていたらしく、「ご飯食べに行こうか。父さんが迎えにきてくれるかもしれないよ」と何も言っていないのになぜか言い出し、勝手に病院があるビルの横のモスに入って行ってしまった。父さんに電話し、モスで食べていくことに。実はここ、以前車できて(プラレールがあるので)タケが気に入っていた電気屋さんの隣。タケはちゃんと覚えていて「タケ、ハンバーガーが食べたかったんだー。ここ、電気屋さんでも行ったよね?」と口を尖らせる。おっしゃる通り。
食事中、左ではタケが首や手を振って歌いながら食べたいものを指差し指示してくる。何者?右ではテツが「パン、パン」(ドスの利いた声)と言いながらポテトを掴み、隣の席の女子大生にしきりにすすめる。おっさんか?テツはかなりよくしゃべっており、「え?今明らかに○○って言ったよね?」という言葉も多いのだが、これだけはっきりと、これだけ確かに何度も単語をしゃべったのは「パン」が初めてかも。それにしても食事中、8割は女子大生にむかって手を伸ばしていたよ。どんな赤ちゃんやねん。
食後は電気屋のある建物に入っている、スーパーで子供用カートを押して買い物してから、念願の電気屋へ。タケは大興奮だった。もちろん、テツも。そして父さんが現れても、何の不審感も抱かず「あ!あのねー、父さん。タケここに来たかったんだよー」などと報告していた。父さんが車で迎えにきてくれたので、帰りは楽々帰宅。家には既に風呂が入っており、なぜか暖房がついている(慌てて冷房に切り替えていた)という用意周到さ。お陰でスムーズに寝かしつけができた。タケは昼寝なし、テツも1時間×2くらいで疲れているはずなのに、しばらくハイテンションで遊びまくっていた。