厄除祭

ザンボも気になる

午後からのお出かけに備えてタケに昼寝をさせたかったけれど、家好きの父さんは動く気配がまったくないので、タケとテツを連れてバスに乗って先日行った厄神さんのお祭りへ。バス停に行くまでは「おとうさんは?おとうさんといっしょにいく。タケバス乗らない」などと引き返したり、また「バスに乗る」と行ったりてこずらせたタケだったが、バス停についてしまえば後はご機嫌。臨時バスに乗ってゴー!
なんでも日本三大厄除祭の1つとかで、バスも満員、厄神さんにも先日とはうってかわって人があふれていた。タケは今日も一段一段一生懸命階段をのぼり、「あらがんばってるわねぇ」という声や、「大変ね、お手伝いしましょうか」という声や手をたくさんいただく。そして反対の手を見知らぬおばちゃんと嬉しそうにつないで一段一段のぼっていくのだった。
露店がたくさん出ていて、タケはもやっとボールすくいや金魚すくい、おめん屋さんのトーマスのお面などに興味を示す。金魚すくいでは一人で金魚の水槽の前を走り回って金魚にフェイントをかまして大喜びしていた。変な子。トーマスのお面を買ってあげようかと思ったけど800円だってー!高っ。どうせすぐに壊れるのでやめました。テツは露店の明かりや神社の木々などをきょろきょろとものめずらしげに見上げていた。終始上向きの目線。下を見る時には、たいてい兄を見ている。タケとは違ってあまり前向き抱っこはお好きでない。うつぶせ寝が好きなのも関係あるのかな?
  
神主さんに紙のいっぱいついた棒(なんていうの?)で頭の上を払ってもらったりもする。タケは怖かったみたい。そしてお賽銭を投げたがり、投げた後は身を乗り出して賽銭箱を覗き込むのだった・・・バチあたりな。テツはきょろきょろして疲れてくるとボーっとして、そしてコテンと寝た。刺激を受けただろうか。

さつまいものフライだけ買って(タケがバスのおもちゃに夢中になったのの気をそらすため)、パン屋さんに行く道の途中で座って食べた。うまかった。そしてお気に入りのおいしいパン屋さんでパンを買う。ここも満員状態で、人気のラウンド食パンは棚にずらりと並んでいたが全部予約品とのことだった。タケは小さい身長を利用して人波をぬって勝手に母さんから離れていったかと思うと、ラスクを持って「これ。これ買うから。」と戻ってきた。父さんが近くのコンビニまで車で迎えにきてくれていたので、一緒に帰宅。