お餅つき

総出で丸め作業

あやのちゃん&まさともくん宅でのもちつき大会におよばれ。出掛けに雨が降っていたのでどうなるかと思ったけれど、すぐに雨もやみ、そして雨でもできるようにちゃんと準備していてくれた。広いお家には11家族も集まってとても賑やか!2升8合ものもち米が何回にも分けて蒸され、搗かれ、母達の手によって丸められていく。タケも「うわぁぁぁぁ、ぺったんした!」と両手を揺らしたりジャンプしたり、テツも目を丸くしてもちつきを見学。母さんも餅のちぎり方とか丸め方とか初めて知ったよ。そしてつきたての柔らかくてぐーんと伸びるお餅をみんなでつまみぐいもし、手作りのぜんざいまでふるまっていただいた。
 
母さんが丸め作業をしている間は、テツはスリングでおんぶ。普段はあまりしないのだけど意外としっくりきてテツも気持ちよさそうに寝入ったりしていた。「どうやってるの?」と聞かれまくった。
 
子供達は入り乱れていろんなお部屋で遊ぶ、遊ぶ。タケもすべり台を頭からすべりおりたり、譲り合い奪い合いながら電車のおもちゃを走らせたり、昔ながらのストーブに興味津々で見入ったり、小学生のお姉ちゃんたちがお庭で遊んでいるのを見て「タケもお外で遊びたい!」と長靴を履いて参戦したりとすっかり満喫。電車のおもちゃを「どうぞ」と譲って「ほら見てー!仲良くして一緒に遊んでるんだよー」といえるようになったり、割り箸を自分で割れるようになったりと成長を感じさせる場面も。
  
テツはまさともくんと並ぶと二人で手をつないでおしゃべりしたり、まさともくんの差し出したしゃもじをしゃぶってみたりと仲良く遊ぶ。賑やかなのが好きなテツは終始大人しくご機嫌だった。でも一度他の子が遊んでいるボールプールに一人で座らせてみたら、ものすごく不安そうな顔をして母さんを見上げ、眉間にしわをよせると「うふっ・・・うっ・・・」と口をへの字に曲げて泣きそうになる。そうかそうか不安なのかー、テツのそんな一面を初めて見たよ。タケの時にはなかった表情だな、テツは鉄砲玉のようなタケと違って案外歩けるようになっても母のそばから離れない子になるかもなー。
  
ペットのダイサクくん(犬)がすっかり気に入ったタケは、家の中からも「だいさくくん起きた!おはよう、だいさくくん」と頻繁にチェックしては声をかけ、しまいには「だいさくくんがみたいから!」と自分で長靴を履いて(左右逆に)庭に飛び出していってしまう。慌ててテツを抱っこして追いかけて庭に出たものの、風が吹いたり日が翳ったりするとさむ〜い。スリングでくるんではいるもののテツも寒かろうと、タケを家に入るよう必死で説得するが全然きかない。広いお庭を走り回ったり、石をのぼったりおりたり、そしてダイサクくんに何度も離しかけたり近づいて長靴を舐めさせたりし、ついにじりじり近づくタケにダイサクくんがコロンと寝転んでお腹を見せて服従のポーズ。お腹をなでてとても嬉しそうなタケだった。そしてそんな兄をテツも嬉しそうに眺めていた。
   
帰りももちろんダイサクくんからなかなか離れず、かと思うと一瞬で一人で門の外に飛び出して行ったりと母さんの心は休まることがない。みんなにも「男の子二人だと大変そうね〜」と何度言われたことか!
たくさんのお餅と、鏡餅までいただいて帰宅。大変な準備一切全部やってくれ、こんなステキなイベントをしてくれたあやの&まさともママパパに大感謝!こんな大家族的な雰囲気の中、お正月のお餅をみんなでこしらえるなんて体験、今の時代めったにできるものではないわ。こういった体験を子供たちにさせたい、後世に残していきたいと考えるパパさん(元・学校の先生)の意向なんだとか。このお餅でお正月を迎えようね!