遅れてきた夏休み

家族で初遊園地!

父さんが残っていた夏休みを取って、東条湖おもちゃ王国に連れて行ってくれた。高速に乗って1時間ちょっと、タケもテツも車の中でぐっすり。寝起きでボーっとしたタケは目を丸くしてあたりをキョロキョロ、遊園地を走る電車を見て「でんしゃ!」と目が覚めた様子。ゲートをくぐってしゃぼん玉が出たりレゴでモニュメントのある通路に出ると嬉しそうに笑いながら走ったり回ったりしはじめた。
普通の遊園地+いくつかのおもちゃパビリオン、という感じのおもちゃ王国。タケご所望のバッテリーカーに乗った後、さっそく木のおもちゃ館というパビリオンに入ってみると、中はそんなに広くはないけれどおもちゃがたくさん並んでいて、子供にとってはまさに夢の国!すいていたのでたくさんのおもちゃをすっかり独り占めだ。タケはやっぱり木製の線路に夢中で「あ、だっせんしたー。はやいよー、でんしゃ。」などと言いながら遊ぶ。クーラーはきいているし、子供は目の届く範囲で遊んでくれるし親もラクチンだ!
 
タケが遊園地で乗れる乗り物は少なかったけれど、大好きなトーマスに乗ったり、クラシックカーにも乗ったりしてご機嫌。そして家族で観覧車に乗ると、「プールだ!でんしゃだ!すごいねー」と興奮しながら景色を見下ろし、すっかり夢中になってカメラを構えた親の呼びかけなどまったく耳に入らず。ずっと乗っていたかったらしく下ろすのも一苦労だ。一方、テツは起こそうと試みるもスリングの中ですっかり夢の中。
  
昼食のカレーももりもり食べ、満を持して待望のトミカプラレール館へ。扉を開けて中を見た瞬間、我を忘れて靴を脱ぐのも忘れて必死で走って入ろうとするタケ。父さんが慌ててサンダルを脱がせると、すぐに新幹線を手にして遊びに熱中。さっきの観覧車の時も思ったけれど、子供って本当に夢中になると笑顔を忘れるのね・・・。タケは真剣な表情で遊び続けた。テツは乳の時間だというのにいっこうに起きる気配なく、床の上におろしても大の字。少し起きた時に急いで授乳室で授乳するが、その後も少し話しかけつつ戻ってくるともう寝かけていた。眠さで足取りが重くなりつつも必死で遊び続けるタケをラムネやジュースで釣ってなんとか車に乗せる。