怪獣復活

一口でいくぜ!

朝は父さんが「しんどかったら朝ごはんも弁当もいらんで」と優しい言葉をかけてくれたお陰で30分余計にウトウトできて朝から幸せ気分。さらにタケが朝から「んーまっ」とキスをしてくれて「うき(すき)」と抱きついてきてくれたりして(仕掛け人は父さん)、さらに幸せ度アップ。ありがとう、父さんは母さんの扱いがうまいなあ〜。一晩寝たら、すっかり熱も下がり、元気を取り戻したタケ。朝からハイテンション。でもまだ咳が出てるから、今日は雨だし家で一日大人しくしてようね〜。
…と言って分かるタケではない。いつも出かけるくらいの時間になると「くっく、くっく」と靴を履こうとし、コウサカたちもベッドに片付けて出かける体勢を整えている。「下まで新聞取りに行くだけだよ、お外には出ないからね」と言って出るも、エレベーターに乗って帰ろうとしたら外に行けないことに気付いて泣き喚く。なんとかエレベーターに乗せて戻ってきたものの、家には泣いてなかなか入ろうとしないし、入ってからも玄関のバギーに「のんのん、のんのんよ〜」と乗り込もうとするし(普段自分からなかなか乗らないくせに)、靴を脱がせた後も玄関にずっと座って泣き続ける。電話で気を引こうとネネに電話して受話器を渡すが、電話の向こうのネネに一生懸命泣いて訴えていた。そのうちソファの背もたれと母さんの間にはさまってフテ寝を始めるが、咳き込んでしまいまた泣いて起きる。抱っこしたり、本を読んだりして気分を落ち着かせ、早めの昼寝。一緒に布団に入っていたら気持ちよくて、タケも母さんもすぐ寝てしまった。気付けば3時間以上が経過。
お昼ごはんはもりもり食べる。スプーン使いもかなり上手に(今日の写真)。ご飯の後、台所に置いてあるパンを見つけて「パン、パンよ〜」と要求してさらに食パン少々食べた。母さんが夕飯を作る間もダイニングチェアにのぼってカウンター上をいろいろいじったり、小さなポット型のミルクピッチャーを見つけて、それで母さんのマグカップに何かを注ぐふりをしてみたりする。保存容器の引き出しを開けて中をすべて引っ張り出し、小さなタッパーを足に履いて歩いたりもする。狭い台所が余計に狭い…。玉ねぎの皮むきをやらせてみようと渡すと、はじめは皮をちぎって袋に入れるのを楽しんでいたが、「おいしい」の声に振り向くと、皮の上から玉ねぎをなめて喜んでいた。オイオイ。昼食が遅かったので夕飯はあまり食べなかったけれど、野菜も食べたのでよし。食後に食器を下げるのはすっかり上手になって、ごちそうさまと同時に食器に手をかけていることも。大きなお皿の上におわんなども積んで持ってくることもある。食器を下げてくれた時には「よくできたねー、ありがとう」などと声をかけて頭をなでていたのだけれど、それに今朝から「お母さん嬉しいな」という一言を付け加えてみたら、前よりずっとすすんで食器を下げてくれるようになった。一昨日買った「子育てハッピーアドバイス」という本に書いてあったのを実践してみただけなのだけど、子供にとって「お母さん嬉しい」とか「お母さん悲しい」ということがこんなに大きいとは!と驚き。この本、マンガなども入ってかなり読みやすい上に、読んだあとホッとするような本ですごくおすすめ。絵もカラーでほんわかした感じで癒されるし。育児本ってなんだか読むのに時間がかかる印象だったけど、2日でチョチョイと読めてしまったし。なかなかやるな。

子育てハッピーアドバイス

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