トレッペンハウス

お外は寒いよ

通っている産院で、月1回リトミックのようなことを無料でやっていると聞き、さっそく行ってみた。友達も軒並み来ていてビックリ。みんなで歌を歌ったり、歌に合わせて体を動かしたり、ピアノつきの紙芝居を見たりした。今日は人数が多いので歩いたりはしなかったけれど、ピアノの音に合わせて膝に乗せた子供を揺らしたり、止めたりするのがタケも気に入ったらしく、笑い転げていた。そしてこのトレッペンハウスという教室の方針として、

①給水、排泄は始まる10分前までに済ませておく(途中でおむつを替えたり、お茶を飲ませたりしない)=他の子もほしがるため
②子供が歩き回るのは構わない。お母さんは追いかけたりせず、歌や紙芝居をお母さん自身が楽しむこと。=お母さんが楽しんでいるのを見れば、子供も一緒にやりたくなる。お母さんの様子を見て、子供はここは何をするところなのか、を学ぶ
③子供がピアノ等のそばに寄るのは構わないが、触った時は先生たちが手を握ったりして止める。ここでもお母さんが出てきて制する必要はない。=他の人に注意される、ということも社会経験のひとつ

という説明があって、かなり目からウロコだった。子供が集まるサークルなどの場では、動き回る子供と、それを追いかけて制するお母さん、という図が当たり前のように思っていたけれど、特に②などはそうだなぁと強く納得してしまった。もちろん、他の人に迷惑になるようなところや危険があるところで放っておくことはできないけれど、そうでなければ動き回るタケを追いかけるのではなく、まず母さんが楽しんでいる姿を見せるのも一つの方法かもしれない。運動塾の体操でいつも脱走するタケを追い掛け回しては「なんでいつも動き回るんだろう」と思っていたけれど、今度はタケが動き回っても楽しそうに踊り続けてみようかなと思う。実際、今日のトレッペンハウスでもタケはあちこち歩き回っていたけれど、母さんが楽しそうにその場で歌っていると、しばらくして自分から膝に乗ってきたり、甘えてきたり、歌集をのぞきこんでみたりと寄ってきたのだった。


帰りには久しぶりにママ友ともたくさん話せて楽しかった。二人目妊娠中ママも数人いて、同じ産院に通っているので入院中の制度のことなども聞けた。プレイルーム、やっぱりみんな預けるときは部屋に入る前からもう嫌がって泣いているらしい。タケが嬉しそうに走って行って、平気で遊んでいる話をしたら皆驚いていた。あまり実感していなかったけど、すごくありがたいことだったんだなあ。