僕は鉄砲玉

居眠りサラリーマン



今日はベビー体育のある日。でも母さんなんとなく体がだるいしタケは眠そうだしどうしようかな〜・・・とベッドで転がる。数分後、「へへー、へへー、へへー」と転がりまわり、跳ね回るタケが母さんの顔の上に降って来る。・・・行こう。どっちみち疲れるのは変わらん。なのになぜか着くと眠そうにしはじめる武優。いつもは嬉々として上る必要のないところまで上ってしまう階段も、数段上って止まり、母さんに抱っこをせがむ。前半の体操やタケを抱っこして母さんが前後左右に走り回るのとか宙返りは笑顔でご機嫌だったけど、後半フリータイムになって鉄棒やブランコやトランポリンが出てくると途端に大人しく指を吸いだし、あまり遊ばず。鉄棒はまだ気に入ったようでしばらくつかまっていたけど、そのうち自らマットを降りて、なぜかかかっている音楽に合わせて手をパチパチしたり首を揺らしたりして静かに音楽を楽しんでいた。大きなトランポリンでは他の子供やお母さんが大きく揺らしてくれて、真ん中にいた武優は抱っこしてる母さんごと宙に浮き上がり、眠い武優は泣きそうな顔になっていた。こりゃこの後のプールは無理だな、と思ったら終わった途端元気に。ロッカーでは縦横無尽につかまり立ちで歩き回り、ハイハイでロッカー室を飛び出す。迷ったが買ったばかりのフィックス(腕につける浮き輪。コーチがこう呼んでいた)も使いたかったしプールから参加のお友達も多かったのでプールにも参加してみた。
プールでは相変わらず体操の前から水際めざしてまっしぐら。全然大人しく体操をしてくれない。やっとプールサイドに並び、体に水をかけてまずは母さんからプールに入る。よいしょ。・・・とその瞬間、隣で武優が両手を前に伸ばしてプールに飛び込んで・・・沈んだ。そりゃそうだろう!マジかよ!?みんな怖がってなかなか飛び込まないのになんて無鉄砲で怖いもの知らずなんだ君は!!慌てて水から引き上げるが、他のお母さんもコーチもかなりビックリしていた。当の本人は、すっかりびっくりしてしまって、必死で母さんにしがみついてくる。もちろん機嫌もよいわけがなく、眠いのとあいまって最後の方はほとんど泣いていた。でも大好きなすべり台の時だけは、自分でつかまり立ちして笑顔ですべり台によじのぼろうとして(できる高さじゃないのに)いた。フィックスも母さんが上手くつけられなかったのがあるのかもしれないが、違和感があって嫌だったみたいでつけてからさらに機嫌悪化。力を抜いてくれないのでつけてても沈みがちだしね・・・。でもまたしても終わった後は何もなかったかのようにご機嫌に。


離乳食をパクつき、バギーに乗せてちょっと歩くとすごい体勢で寝てしまった(今日の写真)。半分立っている状態なので、寝る時は無理な体勢になってしまうのがおんぶっこバギー唯一の難点か。このまま押していたら通りすがりのおばちゃんに「首が痛そうよ、大丈夫?」「かわいそうよ」と何回も声をかけられた。確かに母さんも不安になて何度呼吸を確かめたことか。でも一応バギーのふちはちょっとクッションが入って痛くはないようになっていたので、逆に抱っこされている状態と同じで気持ちよかったのか、このままの体勢で1時間半も寝た。その間に母さんはゆっくりとお店でランチを食べ、用事をすませる。寝ている間ずっとバギーに乗りっぱなしだったので、一度明石城公園の芝生や遊具広場に寄ってバギーから降ろして遊ばせた。結構高くて長いすべり台、一緒にすべろうと思って抱っこしてのぼったのに、上で立たせて景色を見せようと手を離したら、高速ですべり台に頭から突っ込んでいった。オイオイ!やっぱり怖いもの知らずかよ!慌ててタケの腰をおさえつつ後ろからブレーキをかけつつすべる。