もう、や〜めた!

君も自衛隊に入らないか!



今日もつかみ食べにチャレンジ。武優の好きな納豆ご飯をお焼き風にフランパンで焼いてみた。卵がないとどうもうまく固まらないけど、ぐちゃっと握りつぶさなければ大丈夫。唯一つかみ食べするハイハインの形にしてみた。武優は・・・やはり皿にしか興味がない様子。さっそく皿をひっくり返し、ぶんぶんと振り回してお焼きを落とす。あぁそうだろうよ、と今度は手に持たせて、口の方へ少し手を押してやったら、食べた!・・・でも1口だけ。すぐに残りは投げ捨てた(泣)。その後も悪戦苦闘するも、早くローチェアを出て動きたい武優に、状況はますます悪化。泣きそうになりながら、もーう!なんで食べてくれないの?お皿とかはかじるくせに!周りはぐちゃぐちゃで片付け大変だし、服も顔も手もべとべとで着替えたり洗ったりしなきゃならないし、作るの面倒だし、おまけに武優は泣き喚くしでいいことないじゃん!!なんでこんなことしなきゃいけないんだー!!・・・と一人頭の中で思ったところでふと気がついた。そもそも、なんでやらなきゃいけないんだっけ?本に書いてあったから?病院で言われたから?そうだ、「もう1歳だからつかみ食べの練習しないと」と、勝手に母さんが思って武優に強制していただけだ。武優はやりたいなんて一言も言わないし、そもそも手を伸ばして食べ物を触ろうとすらしていない。皿やコップに手を伸ばすことは多々あっても。な〜んだ。な〜〜〜んだ!母さんが勝手に一人でキーキー言ってただけじゃん。もう、やーめた!武優が自分でやりたいと言い出したらその時は存分にさせてあげればいいことだ。やりたいと言うまでやーーーめた。そう思うと、バカバカしくもホッとした気持ちになると同時に、武優に恥ずかしく、申し訳ない気持ちで一杯になった。やりたくもないことを無理矢理やらせておいてイライラして「もう!」とか声を荒げたりしてごめんね。母さん未熟でホントにゴメン。


夕飯はめちゃめちゃ快適だった。最後にはかなりきつく締めてあるチェアのベルトから脱出して椅子に立ち上がって大喜びしていたにも関わらず。夕飯のご飯は大人のものをちょっとやわらかめに炊いて同じものをあげてみた。完食。