はじめてのおつかい

明日、父さん実家に持って行く、伊達巻と鶏の松風焼きを子供たちと一緒に作成。しかし作っている途中で、片栗粉が足りないことに気がついた。「タケ、1人でおつかいに行って見る?」というと、「うん!」と満面の笑みでやる気まんまんのタケ。「片栗粉の、いちばん小さいやつね」と200円ポシェット型財布に入れて渡すと、「分かるかなー?紙に書いておいて」と自らメモまで要求するしっかりぶり。頼もしいね。はりきって出発。
出掛けに、父さんに「タケおつかいにでまーす!」と告げると、「えっ、なんでや!?」と大慌てで、ずっとパソコンとテレビの間から動かなかったのに、すばやくジャンバーを羽織って追いかけて行った。親バカ・・・。
マンションの廊下から道路がよく見えるのでテツと見学していると、タケは終始走っていた。そして全速力でタケが走って行った後に、自転車でこそっと追いかけていく父さんの姿も(笑)。
なかなか出てこなかったけど、出てきたら帰りも走っていた。交差点でテツのお友達のけいいちろうくん&ママと会ったようで、おしゃべりしながら帰ってきたよ。「ただいまー」と誇らしげに帰宅。

陰から見ていた父さんによると、お店の人に聞いてすぐに片栗粉をゲットしたタケは、レジに並んでは、また売り場に戻り・・・を何度も繰り返していたそう(おおかた、店の中のものがいろいろ見たかったのだろう)。父さんが隠れていたスロープの方に走ってきたので慌てて自販機横に身を隠したとか(笑)。タケのしっかりぶりに感動した父さんは、コンビニまで行ってごほうびデザートまで買って帰ってきたよ。
で、タケの「はじめてのおつかい」を見守ってくれたけいいちろうママにも後でメールしたら、「『あっ、てつしのお友達の・・・名前はなんだっけ?』と声をかけてくれたよ。片栗粉を抱えて真剣な顔をして走ってきたタケくん、かっこよかったよ!」というメッセージをもらった。年末にいい思い出ができたね。