家庭訪問

時間よりちょっと早めに、先生到着。タケがエレベーターの前まで迎えに行った。玄関先での立ち話。狭いのであがってもらおうかと思ったけれど、やっぱり固辞された。タケがおきていて、「肩車してー」などとよじのぼってくるのを相手しつつお話。途中でうるさくしゃべりかけてきたので「今、お母さん先生とお話してるからね」と言ったら大人しく奥の部屋へ下がって行った。
心配ごとがあるかと聞かれたので、マイペースで、好きなこととそうでないことがはっきりしていることなどを話すと、「確かにマイペースなところもあるけれど、やる時はやってくれる子です。今日もこいのぼりの制作をしたのだけど、自分からエプロンをつけて順番を待って、自分の番になって呼んだら上手にぺたぺた貼っていましたよ。」とのこと。お片づけも新幹線で遊んでいたら”いや”と言ったりするけど、他の子が片付けて「すごいねー」などと言っていたら、ちゃんと自分で片付けはじめますと。そして、以前押入れに入って出てこなくなったことがあり、先生が「危ないから出てきて」と言っても「やーだよー」と出てこなかったのだけど、母さんが連絡帳に”10数えたら○○しようか、などというとすることも多い”と書いたのを思い出して「じゃあ10数えたら下りようか」と言ってみたら、「0」と言ったら自分から普通に下りてこられました、ちゃんと自分で考えて折り合いのつけられる子なんだなあと思いました、というようなお話も聞けた。 そして「たけひろくんが好きではないことも、強制するのではなく、やりたいと思わせるように、うまくもっていくのが私の役目なので、たけひろくんが興味を持ってやってくれるようにしていきたいと思います。」と言ってもらえた。他にも男の子の友達とあまり遊んだ経験がないことなどいろいろお話して、10分ちょっとで終了。先生は本当に新任で、先生になってはじめての幼稚園、はじめてのクラス、はじめての担任なのだそうだ。思ったよりずっと、タケは幼稚園でがんばっているみたい。そして確かに、幼稚園に入ってから成長しているなあと感じるのだった。甘えてくるときは、もっと甘えさせてあげた方がいいかな。・・・と思うのについ、一度言ってきかないとすぐに怒鳴ってしまうのだった。母も成長せねば。