やすらぎ公園

珍しく女の子ばかり。初めはうまくなじめずにいたタケだけど、ちひろちゃんが来たのをきっかけに少しずつお友達と公園の中をお散歩したり、遊具を順番にのぼったりおりたりしたりして遊び、母さんがどんぐりを見つけるとみんなでどんぐりを捜したり、それを穴に落として遊んだりする。タケは特にどんぐりがとても気に入ったようで宝物のように握り締め、石の上に並べたりして遊ぶ。ゆうなちゃんやちひろちゃんが「ちょうだい」「かして」とくるのだけど「たくさんあるからひとつだけあげたら?」と言ってもどうしても渡したくないタケ。そのうちちひろちゃんが無理矢理奪おうとタケの手を強く引っ張ったり、押したり、叩いたりしはじめ、タケは手にどんぐりを握り締めておなかあたりに隠したまま眉を寄せてひたすら何も言わず耐える。ちひろちゃんがしゃがんだタケの髪を引っ張って地面に押し付けはじめたのでついに母さんが見かねて声をかける・・・と同時くらいに我慢しきれず泣き出したタケ。手を挙げないのはいいことだけど、それでも「やめて」ときっぱり強く言えるくらいの強さは男の子として身につけてもらいたいなぁ。
  
テツは寝たり、起きてぐずったり、大人しくしていたりを繰り返す。二人目育児の先輩、ゆうな・ひなママから「二人目は初めは『なんて大人しくてやりやすい子なんだろう』と思うんだけど、だんだんやりにくくなってくるよー」と聞き、まったくその通りだと思った。